年頭のごあいさつ
 また、漁船保険から見た海難事故、宮崎県1漁協構想の基本方針の講演では、改めてライフジャケットの着用等による安全の確保、漁協経営基盤の強化の必要性を知ることができました。
 全国的な活動では、6月に東京で開催されました全国青年グループリーダー研究集会に参加し、全国の漁業者の方々と意見交換を行いました。
 また、11月には全国漁青連の理事として全漁連会長との懇談会におきまして浜の状況を話して参りました。
 3月に開催されました第12回全国青年・女性漁業者交流大会におきまして、本県青年の部代表の延岡市漁協アワビ養殖グループが漁業経営改善部門で農林中央金庫理事長を受賞したことは、本県漁業者として、また漁青連としましても大変喜ばしいことでした。
 現在の漁業現場では、漁業者の自助努力だけでは解決できない問題が山積しておりますが、私たち漁協青壮年部員が柔軟な発想と若い力を集結して、本県水産業の発展に努力し、先輩方が残してくださった本県の漁業を後世まで受け継いでいく使命があると思っております。
 漁青連及び各漁協青壮年部活動をより一層活性化させ、強固な組織としていくために、今後とも皆様方のご協力を賜りますようよろしくお願い申しあげます。
 最後になりましたが、皆様のご健康、航海の安全、そして大漁を祈念しまして年頭の挨拶といたします。
宮崎県漁協職員連絡協議会 委員長 横山 幸三
横山 幸三
様、明けましておめでとうございます。
新年を迎えるにあたり一言ご挨拶申し上げます。
 昨年中は漁協職連の活動におきまして漁業者の皆様方をはじめ関係機関の皆様方には深いご理解とご協力を賜りまして誠にありがとうございました。
 私たち漁協職連は、漁協系統職員相互の親睦と融和を図り、これからの漁業発展に寄与することを目的として活動しております。
 昨年の主な活動といたしましては、十月に海洋高校体育館におきまして第四十三回の体育大会の開催、それと、県北、県中、県南の三地区に分かれてのボウリング大会と多くの会員参加の下に開催することができました。
 また、体育大会の開催にあたり施設の利用に快く提供して頂いた海洋高校の皆様に改めてお礼申し上げます。
 しかしながら職連活動においても、少なからず問題を抱えているところで、会員皆様からの新たな提案を頂き、今後の職連活動をより一層充実したものにしていきたいと思っています。
 ところで、昨今の漁業を取り巻く情勢は非常に厳しく燃油の高騰におきましては止まるところを知らず、漁業経営者への影響は多大なものと思われます。それに、魚価安、地球温暖化の影響による漁業資源の悪化と大変厳しい状況にあります。
 こうした中、水産物を消費者に供給し、豊かな水産資源と美しい海洋環境を維持し、次の世代へ渡すことこそが、これからの漁業者並びに海に携わっていく私たち関係団体職員の責任ではないでしょうか。
 各組合におかれましても漁家経営の安定向上と漁協の経営基盤の強化に取り組んでいきたいと思います。
 また、職連といたしましても漁業発展と福祉の向上に諸活動を通じて積極的に取り組んでいきたいと思っております。
 最後になりますが、今年一年が会員の皆様方にとって素晴らしい年でありますことと、漁業者の皆様の航海安全と豊漁の良き年となることをお祈り致しまして新年に当たりましてのご挨拶と致します。
GREETING