年頭のごあいさつ
宮崎県漁協青壮年部連絡協議会 会長 浜本将太
浜本将太
年明けましておめでとうございます。平成26年の年頭にあたり、謹んで新春のお慶びを申し上げます。
 昨年は各漁協青壮年部の皆様方をはじめ、系統団体や行政の方には多大なご協力、ご高配を賜り誠にありがとうございました。書面を借りてお礼を申し上げます。本年もより一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げます。
 私たち宮崎県漁協青壮年部連絡協議会は、昨今の水産業界の厳しい現状を何とか乗り切るため、若い力を集結し、さまざまな知恵を出し合い、漁協・関係団体と協力体制のもと一丸となって邁進し、漁業・漁村の活性化に寄与したいと考えております。そこで幹部移動研修会等の開催によりリーダーシップのとれる青壮年部員の養成に努めております。
 当研修会では例年、外部よりさまざまな講師を招き講演いただいておりましたが、昨年は、宮崎魚市場・宮崎中央魚類を招き、「どうすればもっと高く魚が売れるか」について意見交換を行いました。意見交換会終了後には、宮崎県漁連購買課職員による「ライフジャケット着用について」推進活動が行われ、改めてライフジャケットの重要性を痛感したところでございます。
 また、2月に開催されました第18回全国青年・女性漁業者交流大会におきまして、本県青年の部代表の山下香一郎氏が漁業経営改善部門で「まき網漁業の経営改善への道 -父子4人しまんだの海に生きる-」を発表し、農林中央金庫理事長賞を受賞致しました。
 一方、本県の漁業現場においては、漁業者の自助努力だけでは解決できない問題が山積しておりますが、私たち漁協青壮年部員が柔軟な発想と若い力を集結して、本県水産業の発展に努力し、先輩方が残してくださった本県の漁業を後世まで受け継いでいく使命があると思っております。
 漁青連及び各漁協青壮年部活動をより一層活性化させ、強固な組織としていくために、今後とも皆様方のご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
 最後になりましたが、皆様のご健康、航海の安全、そして大漁を祈念しまして年頭の挨拶と致します。
宮崎県漁協職員連絡協議会 委員長 片伯部 修
片伯部 修
様、明けましておめでとうございます。新年を迎えるにあたり一言ご挨拶申し上げます。
昨年中は漁協職連の活動におきまして漁業者の皆様方をはじめ関係機関の皆様方には深いご理解とご協力を賜りまして誠にありがとうございました。
 私たち漁協職連は、漁協系統職員相互の親睦と融和を図り、これからの漁業発展に寄与することを目的として活動しております。
 昨年は、3年後に迫る60周年記念式典の都合もあり、48回の歴史がある体育大会を中断いたしましたが、2月には県北・県中・県南の三地区にてボウリング大会を開催する予定です。また来年度には宮崎市に集結した新たな形式のボーリング大会も開催する予定です。職連も時代に合った新たな活動の方向を探っていきたいと考えています。例年通り数多くの会員に積極的に参加していただくことで団体間の親睦がより一層育まれるのではないかと思っているところであります。
 現在、職連ではこのような行事を行っていますが、会員の皆様から新たなご提案を頂き、活動をより一層盛り上げていきたいと思います。
 ところで、宮崎県の漁業を取り巻く情勢といいますと、漁獲量の低迷、飼料価格の高騰、漁業者人口の減少やこれに伴う漁船の減少等の問題に加え、魚価は低迷し我々漁業界は深刻な状況に追い込まれております。
 こうした中、水産物を消費者に供給し豊かな水産資源と美しい海洋環境を維持し、次の世代へ渡すことこそが、これからの漁業者並びに海に携わっていく私たち漁協系統職員の責務ではないでしょうか。
 各組合におかれましてもこれまで以上に漁家経営の安定向上と漁協の経営基盤の強化に取り組んでいかれるものと思っております。
 また、漁協系統の人事交流や信用部門の信漁連への譲渡も始まってきており、ますます職連活動の重要性が高まっているのではないかと思っております。
 最後になりますが、今年一年が会員の皆様方にとって素晴らしい年でありますことと、漁業者の皆様の航海安全と豊漁の良き年となることをお祈り致しまして新年にあたりましてのご挨拶と致します。
GREETING