平成24年度 事業運営構想
経営管理方針

1.管理体制

  1. コンプライアンスの確立を図るため、内部牽制の強化に努める。
  2. 部門毎の事業量に基づき、適正な人員配置に努める。
  3. 事業の効率的推進を図るため、人材の育成と諸資格の取得に努める。
  4. 予算統制の強化と執行を厳正にし、経費の節減に努める。
  5. 事業の円滑化を図るため、各部門間の連携強化に努める。
  6. 内部監査により事業の適正化に努める。

2.財務体制

  1. 財務改善計画(第2年度)の推進。
  2. 繰越欠損金の早期解消と経営基盤の立て直しを図る。
  3. 資金調達・運用の効率化と保有在庫に留意し、財務の健全化を図る。
  4. 資産自己査定を実施し、財務状況の健全性確保に努める。

3.施設

  1. 需要の実態に即した、施設の統廃合等を進める。
  2. 氷需給の円滑化を期するため、各製氷工場の点検・整備を実施する。
  3. 給油施設は、定期的な点検を実施し防災に努め、円滑なる事業推進を図る。
購買事業

買事業は、厳しい漁業環境に直面している漁業及び漁協経営に資するため適期に適正な価格でしかも良質品を安定的に供給し、漁業者の負託に応えて参りたい。
従って、漁業生産資材の需要を的確に把握し、宮崎県漁協系統購買事業推進委員会と協調しながら組織を結集して全面系統利用を強力に推進して参りたい。

重点推進事項

  1. 需要の系統組織への集中化体制の確立
  2. 適正価格と良質品の安定供給
  3. 的確な情報収集と提供
  4. 適正在庫による供給体制の円滑化
石油
油市況(WTI原油)は、11月中旬には86ドル/バ-レル前後で推移していたが、中東情勢緊迫化懸念を受けて一時89ドル/バ-レル前後まで上昇した。その後、中東情勢緊迫化懸念の後退や欧州債務問題の先行観測の変化等を受けて変動し、11月下旬現在87ドル/バ-レル前後で推移している。
また、11月中旬には106ドル/バーレル前後で推移していた日本国内向け原油価格の指標となるドバイ原油も上昇し、11月下旬現在109ドル/バ-レル前後で推移している。
一方、国内においては、原油価格の上昇を受けて、国内石油製品市況が上昇しており、今後の需給・市況動向については十分注視する必要がある。
平成25年度の取扱推進については、早期に市況を把握し、全漁連と協調して適正価格と良質油の安定供給に務め、更に協同組合間提携による施設の効率的な運用を図りたい。
なお、外地積み及び洋上補給については、関係漁協と連絡を密にして円滑なる供給に努めたい。

推進事項

  1. 適正価格と良質油の安定供給
  2. 石油情報の早期把握と提供
  3. 石油タンク施設の協同組合間相互利用
  1. 付属油の拡販対策
  2. 系統給油施設の点検整備の促進
  3. 海外基地及び洋上積みの円滑なる供給
MANAGEMENT PLAN