謹んで新春のお慶びを申し上げます。 旧年中は各漁協青壮年部の皆様方をはじめ、系統団体や行政の皆様方には多大なご協力、ご高配を賜り誠にありがとうございました。書面を借りてお礼を申し上げます。本年もより一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げます。 私たち漁青連は、現在の水産業界の厳しい現状を乗り切るため、若い力と知恵を出し合い、漁協・関係団体と協力体制のもと一丸となって邁進し、漁業・漁村の活性化に寄与したいと考えております。そこで研修会の開催等によりリーダーシップのとれる青壮年部員の養成に努めております。 昨年は、東日本大震災の復興支援を兼ねて、宮城県仙台市にて全国漁青連通常総会が開催されました。総会終了後には、全国青年漁業者グループリーダー研究集会が行われ、宮城県漁協青年部員から被災地における漁業の現状が報告され、震災の恐ろしさを再度痛感させられました。しかし、厳しい状況のなかでも前を向いてやるしかないという強い信念を感じ取ることができ、復興の兆しが見えたような気が致します。 一方、本県の漁業現場においても、漁業者の自助努力だけでは解決できない問題が山積しておりますが、私たち漁協青壮年部員が柔軟な発想と若い力を集結して、本県水産業の発展に努力し、先輩方が残してくださった本県の漁業を後世まで受け継いでいく使命があると思っております。 漁青連及び各漁協青壮年部活動をより一層活性化させ、強固な組織としていくために、今後とも皆様方のご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 最後になりましたが、皆様のご健康、航海の安全、そして大漁を祈念しまして年頭の挨拶と致します。 |