平成21年度 事業運営構想
経営管理方針

1.管理体制

  1. コンプライアンスの確立を図るため、内部牽制の強化に努める。
  2. 部門毎の事業量に基づき、適正な人員配置に努める。
  3. 事業の効率的推進を図るため、人材の育成と諸資格の取得に努める。
  4. 予算統制の強化と執行を厳正にし、経費の節減に努める。
  5. 事業の円滑化を図るため、各部門間の連携強化に努める。
  6. 内部監査により事業の適正化に努める。

2.財務体制

  1. 第13次中期経営計画(第1年度)の推進。
  2. 内部留保に努め、自己資本の造成と経営基盤の立て直しを図る。
  3. 資金調達・運用の効率化と保有在庫に留意し、財務の健全化を図る。
  4. 資産自己査定を実施し、財務状況の健全性確保に努める。

3.施設

  1. 需要の実態に即した、施設の統廃合等を進める。
  2. 氷需給の円滑化を期するため、各製氷工場の点検・整備を実施する。
  3. 給油施設は、定期的な点検を実施し防災に努め、円滑なる事業推進を図る。
  4. 直販施設をフルに活用し、販売拠点として効率的な運用を図る。
購買事業

購買事業は、厳しい漁業環境に直面している漁業及び漁協経営に資するため適期に適正な価格でしかも良質品を安定的に供給し、漁業者の負託に応えてまいりたい。
 従って、漁業生産資材の需要を的確に把握し、宮崎県漁協系統購買事業推進委員会と協調しながら組織を結集して全面系統利用を強力に推進してまいりたい。

重点推進事項

  1. 需要の系統組織への集中化体制の確立
  2. 廉価と良質品の安定供給
  3. 的確な情報収集と提供
  4. 適正在庫による供給体制の円滑化
石油
油市況(WTI原油)は、10月下旬に82ドル/バ−レル前後で推移していたが、米国における追加金融緩和策が実施されたことや、原油在庫が減少したこと更には米国景気指数の好転を受けた投機資金の流入により11月中旬に一時87ドル/バ−レル前後まで上昇した。その後は、中国の利上げ観測や、欧州諸国の財政不安により11月下旬には83ドル/バ−レル前後に下落したが12月に入ると再びユ−ロに対するドル安基調と米国景気指数の好転を受け高値基調に転じ12月上旬現在89ドル/バ−レル前後で推移している。今後本格的なヒ−ティングオイルの需要期に入ることから原油価格及び燃油価格の動向については十分に注視する必要がある。
 平成23年度の取扱推進については、早期に市況を把握し、全漁連と協調して低価格と良質油の安定供給に務め、更に協同組合間提携による施設の効率的な運用を図りたい。
 なお、外地積み及び洋上補給については、関係漁協と連絡を密にして円滑なる供給に努めたい。

推進事項

  1. 低価格と良質油の安定供給
  2. 石油情報の早期把握と提供
  3. 石油タンク施設の協同組合間相互利用
  1. 付属油の拡販対策
  2. 系統給油施設の点検整備の促進
  3. 海外基地及び洋上積みの円滑なる供給
MANAGEMENT PLAN