年頭のごあいさつ
宮崎県漁協職員連絡協議会 委員長 横山 幸三
横山 幸三
様、明けましておめでとうございます。
新年を迎えるにあたり一言ご挨拶申し上げます。
 昨年中は漁協職連の活動におきまして、漁業者の皆様方をはじめ関係機関の皆様方には深いご理解とご協力を賜りまして、誠にありがとうございました。
 私たち漁協職連は、漁協系統職員相互の親睦と融和を図り、これからの漁業発展に寄与することを目的として活動しております。
 昨年の主な活動といたしましては、10月に海洋高校体育館におきまして第46回体育大会の開催、また、11月から12月にかけて県北・県中・県南の三地区に分かれボウリング大会を開催したわけでございますが、例年通り数多くの会員に積極的に参加していただいたことで団体間の親睦がより一層育まれたのではないかと思っているところであります。
 しかしながら職連活動においても、少なからず問題を抱えているところで、会員皆様からの新たな提案を頂き、今後の職連活動をより一層充実したものにしていきたいと思っています。
 ところで、昨今の漁業を取り巻く情勢といいますと、水産資源の減少、就業者数の減少やこれによる漁船減少等の漁業構造の問題に加え、かつてない世界規模での経済危機により我々漁業界は深刻な状況に追い込まれております。
 こうした中、水産物を消費者に供給し豊かな水産資源と美しい海洋環境を維持し、次の世代へ渡すことこそが、これからの漁業者並びに海に携わっていく私たち漁協系統職員の責務ではないでしょうか。
 各組合におかれましてもこれまで以上に漁家経営の安定向上と漁協の経営基盤の強化に取り組んでいかれるものと思っております。
 また、職連といたしましても漁業発展と福祉の向上に諸活動を通じて積極的に取り組んでいきたいと思っております。
 最後になりますが、今年一年が会員の皆様方にとって素晴らしい年でありますことと、漁業者の皆様の航海安全と豊漁の良き年となることをお祈り致しまして新年に当たりましてのご挨拶と致します。
GREETING