謹んで新春のお慶びを申し上げます。
旧年中は各漁協青壮年部の皆様方をはじめ、系統団体や行政の皆様方には多大なご協力、ご高配を賜り誠にありがとうございました。書面を借りてお礼を申し上げます。本年もより一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げます。
私たち漁青連は、現在の水産業界の厳しい現状を乗り切るため、若い力と知恵を出し合い、漁協・関係団体と協力体制のもと一丸となって邁進し、漁業・漁村の活性化に寄与したいと考えております。そこで研修会の開催等によりリーダーシップのとれる青壮年部員の養成に努めております。
昨年は、本会の創立50周年を記念し、11月19日に記念大会を開催しました。多くの方にご参集、お祝いの言葉をいただきまして改めてお礼申し上げます。
大会では、記念講演として独立行政法人 水産大学校の大谷講師を迎え「漁業と異業種の連携のすすめ」と題して講演いただきました。全国でも様々な異業種との交流により様々な取組みの紹介がありました。異業種とのそれぞれが持つ資源を相互利用して新たなビジネスモデルの構築を行っており、本県においても今後の活動の参考となる講演でした。
さて、現在の漁業現場では、漁業者の自助努力だけでは解決できない問題が山積しておりますが、私たち漁協青壮年部員が柔軟な発想と若い力を集結して、本県水産業の発展に努力し、先輩方が残してくださった本県の漁業を後世まで受け継いでいく使命があると思っております。
漁青連及び各漁協青壮年部活動をより一層活性化させ、強固な組織としていくために、今後とも皆様方のご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
最後になりましたが、皆様のご健康、航海の安全、そして大漁を祈念しまして年頭の挨拶と致します。
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