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養殖魚は、昨年後半からの景気低迷により荷動きは鈍化傾向にあり、
魚価も弱含みで推移している。 取扱量としては、若干落ち込んだ程度ではあるが、今後の景気動向は不透明であり、消費減退に益々拍車がかかる可能性もあることから、
新たな市場を開拓し、取扱量を確保したい。
また養殖漁家は、 一時期の餌飼料高騰まではないにしろ、依然として高値安定が続いており、きびしい経営を強いられている。
引き続き安全で安価な餌料確保に努めてまいりたい。
養殖種苗は、 稚アジに関しては、 相手先からのオファー数量は多いが、漁模様に影響されるため、関係先の情報収集に努め、
安定的な取扱を図る。
魚乃里 『ぎょれん丸』 がオープンして3年を経過したが、売上高は漸減傾向にある。これまで伸びてきた外食依存度が景気後退により減少に転じることが予想されることから、
集客効率を高める方策が課題である。 |
推進事項
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- 系統共販体制の確立
- いきいき宮崎のさかなブランド確立推進協議会との連携強化
- 養殖魚類の高品質化及びブランド化の推進
- 活魚・鮮魚、加工品等の取扱推進
- 養殖種苗・餌料、加工原料等の安定供給の推進
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製氷事業は、旋網漁業の漁獲不振とかつお漁船の早期北上に伴う地元鮮魚出荷が低調で、氷の需要は漸減傾向にあり年々厳しい経営状況となっている。
このような中、本会としては、製氷工場施設の合理化を図り経営改善に努めているところである。
平成22 年度は、諸施設の能力を効率的に稼働し、需給の円滑化に努め漁業者の負託に応えてまいりたい。 |
推進事項
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- 漁期前適正在庫の保有
- 員内工場間の需給対策
- 合理的運営によるコストの引き下げ
- 工場の保安管理と安全対策
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利用事業は、海上での人命の安全確保のため、膨張式救命いかだ及びGMDSS関連機器の整備を行っている。
従って、点検整備にあたっては技術を錬磨し整備規定を遵守して完全整備に努め、漁船員に対しては緊急時に充分なる対応ができるよう取扱指導を実施してまいりたい。
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推進事項
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- 完全整備の遵守
- 漁船員に対する取扱指導の徹底
- GMDSS関連機器の点検整備
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