平成21年度 事業運営構想
経営管理方針

1.管理体制

  1. 職制規程の遵守徹底を図り、内部牽制制度を強化し、適正な事務処理に努める。
  2. 事業所の事業分量に基づき、適正な人員配置に努める。
  3. 事業の円滑化を期するため、諸資格の取得に努める。
  4. 予算統制の強化と執行を厳正にし、経費の節減に努める。
  5. 施設の有効利用に努め、業務効率の向上を図る。

2.財務体制

  1. 会員の協力を得て、内部留保に努め、自己資本の造成と経営基盤の建て直しを図る。
  2. 資金調達・運用の効率化と保有在庫に留意し、財務の健全化を図る。

3.施設

  1. 需要の実態に即した、施設の統廃合等検討する。
  2. 氷需給の円滑化を期するため、各製氷工場の点検・整備を実施する。
  3. 給油施設は、定期的な点検を実施し防災に努め、円滑なる事業推進を図る。
  4. 直販施設をフルに活用し、販売拠点として効率的な運用を図る。
購買事業

買事業は、厳しい漁業環境に直面している漁業及び漁協経営に資するため適期に適正な価格でしかも良質品を安定的に供給し、漁業者の負託に応えてまいりたい。
 従って、漁業生産資材の需要を的確に把握し、宮崎県漁協系統購買事業推進委員会と協調しながら組織を結集して全面系統利用を強力に推進してまいりたい。

重点推進事項

  1. 需要の系統組織への集中化体制の確立
  2. 廉価と良質品の安定供給
  3. 的確な情報収集と提供
  4. 適正在庫による供給体制の円滑化
石油
油市況 (WTI原油) は11月下旬に、 76 ドル/バーレル前後で推移していたが、 世界的な景気回復の遅れによるエネルギー需要の低迷が予想されていることを背景に下落し、 12月10日現在 71ドル/バーレル前後で推移している。
一方、 国内においては、 国内石油元売各社が原油処理量の削減を継続しており、 景気低迷や暖房用燃料油需要が活発化していないこと等もあり国内石油製品市況は弱含みで推移している。
しかしながら今後、 ヒーティングオイルが冬場の需要期を迎えることから、 これら在庫の推移や需要動向について、 十分注視する必要がある。
平成 22 年度の取扱推進については、 早期に市況を把握し、 全漁連と協調して低価格と良質油の安定供給に務め、 更に協同組合間提携による施設の効率的な運用を図りたい。
なお、 外地積み及び洋上補給については、 関係漁協と連絡を密にして円滑なる供給に努めたい。

推進事項

  1. 低価格と良質油の安定供給
  2. 石油情報の早期把握と提供
  3. 石油タンク施設の協同組合間相互利用
  1. 付属油の拡販対策
  2. 系統給油施設の点検整備の促進
  3. 海外基地及び洋上積みの円滑なる供給
MANAGEMENT PLAN