水産宮崎 No.614 [漁政] 2010.12.01発行

去る11月9日、宮崎農業高校においてお魚料理講習会を開催した。
生活文化科3年生41名がかつお料理（かつおたたき・かつお飯・かつおのカツ）に挑戦した。
生徒達は普段の授業で調理を行っているとあって、薬味などの野菜類の切り方は手際良かったが、普段なかなか扱うことのない丸々したかつおの捌きでは、包丁の入れ方や握り方など悪戦苦闘している場面も見られた。おろした魚を丁寧に調理し、盛り付けも食欲をそそる綺麗な盛り付けで、試食の場面では漬けにしたかつおがきれいになくなるほどだった。
今回はかつおを捌いたが、今後他の魚もチャレンジし、より魚に親しんでいただきたい。

TPP参加反対！！3,000人がデモ行進

11月10日（水）、東京都日比谷公園野外音楽堂において、TPP交渉への参加に反対し日本の食を守る緊急全国集会（JA全中、JF全漁連、全森連、消費者団体など14団体で構成する実行委員会主催）が開催され、全国から約3,000人が参加した。
はじめに、JA全中の茂木守会長が主催者代表挨拶に立ち、「TPPが締結されれば農林水産業の多面的機能は失われ、自給率は低迷する」と訴えた。
各団体からの代表者決意表明では、JFグループより全漁連服部会長が代表し「我が国農林水産業や地域社会を崩壊に導く、TPP交渉への参加等を一方的に押し進めることに断固反対する」と決意表明を行った。
参加議員代表政党別挨拶の後、決議採択を行い、ガンバロー三唱で集会は終了した。
集会終了後は、参加者らは、TPP交渉への参加反対のシュプレヒコールを挙げながら日比谷公園から、永田町までデモ行進を行った。

主催者挨拶		デモ行進するJFグループ役職員
（写真提供：JF全漁連）

【TPP交渉への参加阻止とみやざきの“食と暮らし”を守る緊急集会】

JFグループ宮崎を含め関係団体から3,000人が集結！！
12月5日（日）宮崎市栄町街区公園において、TPP交渉への参加阻止とみやざきの“食と暮らし”を守る緊急集会（主催：JA中央会、後援：漁連を含む経済団体10団体）が開催され、JFグループを含めて関係団体から約3,000人が参加した。

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