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油津漁業無線局では下記資格を持った無線従事者を探しています。 |
資格
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「第3級総合無線通信士」又は「第3級海上無線通信士」以上の無線従事者資格を有する者 |
採用年齢
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長期勤続によるキャリア形成を必要とするため25歳以下 |
採用
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1名 |
問合先
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油津漁業無線局 TEL:0987-27-1151 |
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漁青連幹部移動研修会は、平成21年11月6日(金)に宮崎県水産会館大研修室で40名が参加し開催された。
講演では、宮崎大学フロンティア科学実験総合センター 中村 豊 氏の『カンムリウミスズメの保護と環境保全について』の講演では、枇榔(びろう)島周辺のカンムリウミスズメの生態とその保護について、枇榔島がカンムリウミスズメの世界有数の繁殖地であることや、岩場の隙間で産卵を行い、ふ化後、すぐに海の方に移動を行う行動を示すことや、10年以上生存することが調査の結果分かったことなどが報告され、カンムリウミスズメを保全しながら、人間との共生を図る必要性について講演された。
また、水産試験場の荒武久道主任研究員の『宮崎県の海藻と藻場造成について』の講演では、本県の海藻と海草の紹介と藻場の定義についてや、県内の藻場の状況を写真で説明があり、磯焼けの原因として、ウニ焼け、魚の過剰採食など、藻場が増えようとする力と、魚が海藻を食べようとする力のバランスが崩れた時に磯焼けになるとのことであった。他にも、水温、栄養、光など諸条件があるが、人的制限ができるのは、ウニや魚に食べられにくくすることだと考えられる。漁業者が具体的に藻場造成に取り組む上で、必要な条件としては、(1)魚に食べられにくい場所の選定(2)ウニ・貝類を防ぐ(3)藻場形成まで集中管理を行うことで、できる場所で、できる海藻で、できる規模ですることが重要との話があった。
また、報告事項として、ドコモ モバイル株式会社の滝井課長から「緊急警報付防水携帯」の紹介及び、県水産政策課坂本企画担当主幹より、地域漁業経営改革支援事業についての紹介が行われた。 |
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