漁政
お魚料理講習会(宮崎農業高校)
る11月10日(火)宮崎農業高校において、生活文化科40名の生徒を対象に本会職員を講師としたお魚料理講習会を開催した。
カツオの頭・内臓をとる際には声があがったが、興味深く見つめ、班での調理では悪戦苦闘しながらも楽しそうに調理をしていた。卒業後は、進学の他、飲食関係に進む生徒もいることから今回の講習では、衛生管理についても指導を行った。
今回は、かつおのたたき・かつお飯・かつお腹身の塩焼きを調理、全員でおいしくいただいた。生徒たちへのアンケートによれば 魚は健康によく、DHA・EPAが豊富、週に2・3回食べるが、骨が多く臭いがあるので料理が面倒であるという答えがあった。
しかし今回の講習を受け、食べる回数を増やしたいと思った生徒も多かった。
魚離れは全国的に進んでおり、深刻な問題となっている。病気に負けない強い体を作る為にも多くの方に魚を食していただけるよう、魚食普及に努めたい。
お魚料理講習会(宮崎農業高校)
崎県の漁業就業者数は、高齢化や後継者不足から年々減少を続けており平成20年度の漁協組合員数は3,889人となっている。 漁業就業者の減少は、新鮮で安全な水産物の供給を行う漁業と漁村の活力を低下させることから、国・県及び関係団体は担い手育成支援対策に取り組んでいる。
今回、実施した「漁村・漁業体験短期研修事業」は、漁業後継者の確保を目的として、U・Iターン者を漁業地域に受け入れるきっかけ作りとして始められた。
研修は、今年度で9年目になるが、毎年、県内外からの問い合わせが多く、漁業への関心の高さが感じられる。
今回の研修では、11月16日から20日の5日間、(有)神代丸水産(JF日向市)での定置漁業に3名が参加され、神代丸水産の皆様より網作業から漁獲物の選別まで丁寧な指導をしていただいた。また、作業の合間や作業終了後のミーティング時に色々とお話しを聞けたことで、漁業の厳しさや人柄の温かさを感じることができた。
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