全国近海かつお・まぐろ漁業協会では、9月16日、東京都KKRホテル東京において関係県事務局10名出席のもと会議を開催した。
協議事項については、次のとおり |
(1)WCPFC条約における
メバチ等の漁獲削減対応について |
中西部太平洋まぐろ条約の科学委員会において資源管理の議論がなされ、平成20年8月の第4回科学委員会では、特に、メバチ資源の過剰漁獲が深刻な問題となっていることから、メバチ資源を回復させるため現状から30%削減させることが勧告されている。勧告された30%削減の具体的な措置については、本年10月の同条約の技術・遵守委員会及び12月の年次総会で議論されることになる。 |
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全近かつ協の今後の対応としては、所属の遠洋及び近海まぐろ延縄漁船が中西部太平洋まぐろ条約水域で操業していることから、同条約の規制を直接受けることとなり、その結果、これまで以上に厳しい漁業経営を強いられることになる。 |
本年12月の同条約の議論をふまえ今後の具体的な対応が決まるが、次の対応策が想定される。
○国別クォーターの設定
○禁漁期間の設定
○漁獲努力量の削減(減船)
・・国際漁業再編対策・・
○まき網船については浮きもの月操業の
禁止期間の設定 |
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