漁政
ぐろ延縄では、クロマグロの水揚げ量は低調に推移し、キハダは好調に推移した。また、燃油高騰の影響により凍結船2隻が廃業した。結果として、1,593トン(17.8%)減、1億9,935万円(3.6%)減となった。
 まき網では、カタクチイワシとゴマサバが極めて低調で、各月の水揚げ量は、2月、3月以外の月で前年を下回った。結果として1万2,871トン(50.5%)減、5億4,296万円(30.2%)減となった。
 船びき網では、上半期の盛漁期である3〜4月が低調で、各月の水揚げ量は、1月以外の月で前年を下回った。結果として634トン(50.6%)減、3億3,121万円(60.6%)減となった。
 その他の漁業種類ではほぼ前年並みの漁況であり、ひき縄は10トン(1.2%)増、253万円(0.6%)増、底びき網は23トン(5.6%)減、1,259万円(7.0%)増、定置は83トン(4.5%)減、7,702万円(11.0%)増、養殖は101トン(2.8%)増、9,264万円(4.3%)増となった。
フェアチラシ
漁業就業者支援フェア2008
「漁業就業支援フェア」(主催 全国漁業就業者確保育成センター)は、都市圏に住む漁師になりたい人に門戸を開放する場で、今年度は東京・大阪・福岡の他8カ所で計10回開催し、漁師に憧れて来場する人と、出展する漁協・漁業経営体とのマッチングを図ることとしている。
 本県は、6月14日開催の福岡会場と7月19日開催の大阪会場に出展し、来場者に対し本県の漁業の概要や漁村・漁業体験短期研修(県単事業)等の説明を行った。
 この度開催された大阪会場には約90名の来場者があり、ザ・漁師’s(漁業振興を願い立ち上がった転職して漁師になった4人)も出展し、来場者の質問に答えていた。また、全国一斉休漁の直後であったこともあり、多数の報道機関の取材もあった。
 本県での漁業就業や短期研修を希望し面談に訪れたのは4名で、希望理由、有資格等を参考に短期研修参加者の内定を出すこととしている。
 今年度のフェアは終了しましたが、来年度出展を希望される漁協・経営体がございましたら、県水産政策課担い手流通担当若しくは漁連漁政課までご連絡ください。
大阪会場 ザ・漁師'S 事業説明 相談会
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