関係機関
第1回役員会 −県旋網組合− 崎県旋網漁業組合(瀧口民雄組合長)は1月21日、ホテルメリージュ延岡に於いて第1回役員会を開催した。
 協議事項は通常総会提出事項として、第1号議案「平成19年度事業報告書及び収支決算書について」、第2号議案「平成20年度事業計画及び収支予算書(案)について」、第3号議案「平成20年度賦課金額の決定及び徴収方法について」を審議し、原案どおり提出することで決定した。 また、通常総会の開催日程は2月22日に決定した。
「118番の日」に研修会を開催 〜宮崎県水難救済会〜
崎県水難救済会(会長 丸山英満)は、海難救助にボランティアとして活動する各救難所の救助員のなかから、指導者として活躍している者または指導者としての活躍が期待される者に、救助に関する基本的知識・応急手当・心肺蘇生の技術を習得させることを目的に、1月18日、宮崎県水産会館5階大会議室及び宮崎港観光船バースにおいて宮崎県地区指導者研修を開催した。
 研修には北部救難所員4名、中部救難所員18名、南部救難所員11名が参加し、始めに宮崎市消防局大淀救急研修所職員による「心肺蘇生法及びAEDを用いた応急手当等について」と題し講習を実施した。一刻も早い119番通報と応急手当が重要であり、誤った処置を行わないようこの場で正しい手法と流れを覚えて欲しいと説明があった後、要救助者発見後の措置についてダミーを使いながら実演した。その後、参加者を5班に分け、救命処置(心肺蘇生法、AED)の訓練を行った。AEDを取り扱うのは、ほとんどの参加者が初めての様子で、特に心肺蘇生法を行いながら使用する際に戸惑いが見られたが、参加者が順に実施していくうちに見ている者も流れを覚え、後の者は落ち着いて実施できていた。
 次に宮崎海上保安部警備救難課による「海難救助の基本的事項及び曳航救助法等について」と題し講習を実施した。携帯電話等の連絡手段の確保すること、海難事故時には一刻も早い連絡と正確な位置情報が重要であると説明があった後、救難所員に実践してもらう頻度が多い曳航救助の方法をプロジェクターを使用し、詳しい講習を行った。
 最後に同日宮崎港内で実施されていた宮崎海上保安部と宮崎県中部救難所との合同沿岸海難救助訓練に見学参加し、指導者研修で行った現場での心肺蘇生法や曳航救助法等を実際に見てもらった。
 これらの講習や訓練は定期的に繰り返し行うことで、いざというときに冷静に的確に対応できるようになることから、1月18日を「118番の日」と定め毎年実施し救難知識と技術の向上を図り、1名でも多くの尊い人命を救えるよう努めている。
1月の動き
9日 宮崎海洋高等学校実習船「進洋丸」出港 21日 種子島周辺漁業対策検討調整会議
18日 「118番の日」に研修会を開催〜宮崎県水難救済会〜 25日 第9回理事会
18日 水産業燃油高騰対策全国説明会 30日 中西部太平洋まぐろ条約遵守事項に関する説明会
21日 第1回役員会(県旋網組合)    
RELATED ORGANIZATION