5 かつお・まぐろ類の魚価安定対策の推進
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現在の状況下においては、魚価が回復する兆しにあるものの、将来にわたって、水産物を安定的に供給する漁業生産を維持していくことが困難な状況にあることから、引き続き魚価対策を講じる必要があるため、次の措置を講ずるよう要望します。 |
- 国産水産物安定供給推進事業の最低買取価格の弾力化、保管期間の延長、放出エリアの拡大による拡充強化
- 消費者に安全・安心なものを提供するためのトレーサビリティーシステムの導入やブランド化、差別化の取り組みへの支援
- 外国市場開拓等による市場分散化の取り組みへの支援やODA等の機会を活用した鰹缶詰の輸出促進
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6 国際漁場と安全操業の確保
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近年、公海漁場における操業規制が厳しくなってきていることや、釣獲率の低下が続いていることから、外国の200海里水域における漁場の重要性が増していますが、他の漁業国が国力をあげて漁場確保に当たっており、業界の力では漁場確保が困難になってきているので、我が国の多様な経済協力の活用による漁場確保を要望します。
また、各国漁船の無秩序な操業が行われ、漁具被害が発生している現状があるので、公海においては水産庁の監視船の派遣、外国200海里内水域においては民間協定交渉の場への水産庁・在外公館からの積極的な参加等、安全で秩序ある操業を確保するための措置を要望します。 |
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会長 |
鹿児島県知事 |
伊藤祐一郎 |
副会長 |
宮城県知事 |
村井嘉浩 |
副会長 |
神奈川県知事 |
松沢成文 |
副会長 |
高知県知事 |
橋本大二郎 |
監事 |
三重県知事 |
野呂昭彦 |
監事 |
静岡県知事 |
石川嘉延 |
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北海道知事 |
高橋はるみ |
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和歌山県知事 |
仁坂吉伸 |
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大分県知事 |
広瀬勝貞 |
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宮崎県知事 |
東国原英夫 |
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沖縄県知事 |
仲井眞弘多 |
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