水産宮崎 No.576 [漁政] 2007.10.01発行

９月28日、県水産会館第1研修室において宮崎県浮魚礁利用協議会(神谷保徳会長)の平成19年度第1回委員会が開催された。

議案は次のとおりで、全議案とも異議無く承認された。

平成18年度事業報告及び収支決算書について
浮魚礁経費利用負担について
地区部会費の統合について

延岡市の海岸には、8月に上陸した台風5号などにより流木が大量に漂着し海岸環境に著しい障害になっていたことと、流木の漂流により多くの漁業被害が発生したことから、美しい海岸線を維持し、再度の流れ出しにより漁業被害を発生させないよう、9月9日、延岡市の呼びかけによりボランティアによる海岸線の一斉清掃が行われた。
　県漁連等の水産関係団体職員が参加した浜川公園裏では、当日までに重機等により大きな流木等は除去されており、参加者の作業は重機では除去できない、波打ち際に堆積した細かな枝や木片から不燃物をより分け、砂浜の上へ運搬する作業であった。まだ残暑の厳しい日曜日の早朝にもかかわらず、時間前に多くのボランティアが集まったことから、作業は予定より30分早く開始となり、予定より1時間早く終了となった。

船名	第八千栄丸
登録番号	MZ3-1612
トン数・船質	4.96トン、FRP
寸法	9.82m×2.10m×1.07m
機関	ヤンマー　6GH-DT
馬力	90PS
進水年月日	昭和53年12月21日
漁業種類	一本釣漁業、磯建網漁業
設備	発電機、方探、魚探、自動操舵機、プロッター、1Ｗ無線、レーダー
船体価格	300万円
連絡先	嶋田 0987-64-1605 南郷漁協　0987-64-1155

９月27日、福岡県水産会館において漁業経営安定対策事業ブロック別説明会が開催され、水産庁より事業の説明が行われた。
　この事業は「効率的かつ安定的な漁業経営」を実現するため計画的に経営改善に取り組む漁業者を対象に現行の漁業共済制度に加えて、漁業者自身の積立てと国費による補填により、収入の減少を緩和する事業であり、平成20年度から実施されます。今後系統において、同事業にスムーズに取り組むための組織作りを進めて参ります。

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