編集室
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けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
また、いつも「水産宮崎」をご覧いただきありがとうございます。
昨年の4月号より「水産宮崎」の担当となり、多くの方々の協力を得てなんとか新年号にたどり着くことができました。協力いただいた方々にこの場を借りてお礼申し上げます。
さて、2011年は皆さんにとってどんな1年だったでしょうか。私にとっての2011年は、身の回りを取り巻く環境がすべて変わった1年であり、時の流れの速さを感じさせられ忘れられない1年でもありました。
また、3月11日に発生した東日本大震災による大津波では多くの尊い命が奪われてしまいました。テレビ画面に映し出された悲惨な光景は今もはっきりと思い出されます。中でも水産業に従事している我々にとって気仙沼の映像は衝撃的でした。気仙沼といえば私の故郷の鰹船団が夏から秋にかけて拠点を置く大切な場所で、鰹船の漁業者は口々に「気仙沼は第2の故郷」と呼びます。その気仙沼の町が津波に流され火の海になった映像を見たときには言葉を失いました。ただでさえ燃油高に苦しむ漁業者にとって、今回の大震災の津波はさまざまな悪影響を及ぼしたに違いありません。福島第一原発事故による放射能汚染水の流出、それに伴う風評被害、餌不足など挙げれば切りがありません。2012年もこれらの問題が山積みし、一度に解決するのは難しいことですが、皆様の地道な努力が復興支援に繋がるものと信じております。
最後に皆様方のご活躍と操業の安全、大漁をご祈念致します。皆様方の明るい笑顔がたくさん見られる年になりますよう重ねてお祈り致します。
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