4 28日は、宮崎県福岡事務所長、村上昭夫氏を表敬訪問して、「在福宮崎県人祭」出店の支援協力のお礼をはじめ、北部九州対策、販路開拓の支援協力等のお礼や今後の支援協力をお願いしました。村上所長からは、「在福宮崎県人祭」を大いに盛り上げていただいたお礼や、今後の北部九州対策で福岡事務所が支援協力する旨を言われました。
5 次に、株式会社ジェイアンドジェイ、仕入部水産課課長 坂田勝幸氏等と、宮崎のカツオを使ってフェアをしていただくための課題について、協議しました。
坂田課長によれば、自社は、「十徳や」や「さかな市場」など82店舗の展開をしており、通常は市場経由で取引している。旬のものは県や漁協を通じて取引している。
昔は全店南郷町のカツオでフェアをやっていた。しかし、近年は奄美のカツオを使っている。身の色合いが良く奇麗。宮崎のカツオは、当たり外れがある。鹿県のものを産直でやっている。
今日水揚げして明日着けば、きれいでOK。市場経由は一日遅れる。
サバやサンマは、バラ氷の直送でやっている。
自社の発注は、月曜日から使う材料の一週間分を前の週の土曜日に発注する方式である。南郷町のカツオは、価格面で折り合いがつくかどうかである。自社では、相場取引でなく、予め取引価格を定めて、納品してもらう。
魚には、旬が二つある。食べておいしい旬と珍しい時期のフェアの旬である。それで、かつおフェアは、早い時期からスタートしたい。それで、二か月前に価格が出せるかどうか。
自社では、毎月販売促進をやっている。イカを商材としてメニューもたくさんあるが、今、イカがなかなか集まらない。商品開発担当をつれて、近いうちに宮崎に出かけ、現場をみたい。農産物にも興味がある。ヤマメ、アユなど淡水ものは人気がない、などの話を聞くことができました。
6 次に、叶シ鉄シティホテルの西鉄グランドホテルを訪問しました。
常務取締役で西鉄グランドホテル総料理長を兼ねる磯山俊二氏など、5名の方に対応して頂きました。
そこで、当ホテルにおける「みやざきフェア」推進のお礼と今後のご支援ご協力の訪問趣旨を伝え、持参品の冊子「宮崎のとと」とブランド品チラシを資料として提供しました。冊子「宮崎のとと」が非常に良くできており、掲載されている全魚種がいつでも豊富にある印象を持たれたところですが、資料を見ながら、五ケ瀬ヤマメ、シロナガエビ、西米良サーモン、一口あわび、イトヨリ、おおにべなどが話題になりました。
以上のとおり、水産物「ブランドみやざき」事業の推進のために北部九州事業所を訪問しましたが、本県水産物の販売に向けた手がかりはありました。今後、関係者による課題解決や条件整備に向けた取り組みが必要となりますが、それぞれ取引に向けた一つ一つの積み上げが大事であると考えています。
なお、上記記載事項で聞き違いの表現があった場合には、ご容赦願います。
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