海幸彦
海幸彦インタビュー
全国漁業協同組合学校 浅野大輔氏

■組合学校に入ったきっかけまたは動機は何ですか?

私の父と祖父は、漁業関係の仕事をしています。幼い頃から父と祖父の仕事をしている姿をいつも格好良いと思い憧れていました。
高校3年生で、自分も漁業の仕事に貢献したいという思いが強くなり、家族に相談をしました。祖父から組合学校を紹介され、漁協に関する勉強ができて、資格も多数取得できることを知り進学しました。

■学校ではどのようなことを勉強していますか?

現在は、協同組合論、水産概論、漁業法、経済学等の基礎と漁協共済保険、漁協購買事業、漁協簿記会計、パソコン等の実務の勉強をしています。
10月からは、会計論基礎、漁場環境論基礎、水産業協同組合法、漁業経営論、漁協信用事業、漁協販売事業、漁協税務実務、民法ケーススタディ等の勉強が始まります。

■夏期休暇中にJF気仙沼で漁協実習に取り組まれましたが、感想は?

気仙沼では、かつおの水揚げの実習が主でした。魚市場・冷凍部・総務部で全く知らなかった知識の習得と体験をしました。この貴重な体験は、地元の南郷で大変役に立つことであると実感しました。
気仙沼漁協の皆さんには、親切、丁寧に指導していただき1ヶ月が大変楽しく短く感じられました。また、父(船長)と一緒に船上に並んで立つことができたことで、漁業に携わっていく気持ちが強くなりました。
特に勉強になったこと
(1) その日その日により、魚の値段が違うこと。
(2) 新物と2番手の値段に大きな違いがあること。
(3) 気仙沼でのかつお一本釣りが日本一であること。

将来の夢・目標は?

地元で漁協の仕事をしながら、漁業の勉強をしていきたいです。
特に、かつお漁業が盛んな気仙沼と南郷とのパイプ役となって漁業の発展に貢献したい。
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