関係機関
環境・生態系保全対策技術講習会

境・生態系保全対策技術講習会(干潟)が7月14、15日に山口県山口市で開催された。
14日は、地元山口湾での取組事例の発表の後、椹野川河口干潟に移動し、モニタリング及び保全活動の視察、実習が行われた。15日は、瀬戸内海水産研究所の浜口氏の講義及び、参加活動組織の活動状況報告が行われ、活発な意見交換が行われた。

黒潮会総会開催
黒潮会総会開催
内の小型まぐろ延縄漁船の船主間の親睦・航海の安全、漁獲情報の提供等を目的として結成されている「黒潮会(会長 溝口吉治)」の平成23年度定期総会が、7月25日宮崎市のホテルメリージュ開催された。
冒頭、溝口会長の挨拶、県漁連丸山会長、大水小坂常務、全近かつ三鬼会長来賓祝辞の後協議となり、平成22年度収支報告はじめ提出議案は原案通り承認された。 (議案・講演は次の通り)

(1) 議事 

@平成22年度収支報告 
Aその他

(2)報告及び意見交換会  

@まぐろ延縄漁業を取り巻く諸問題について(水産庁)
・WCPFC条約のオブザーバー導入について
・東海黄海海区まき網船操業について
・沖縄船等による鮪の灯火操業について
Aイプシロンロケットに関する警戒区域設定について(JAXA)
B海鳥の混獲について(遠洋水研)

(3)講演 

@三陸沖のメバチ漁場環境調査について(遠洋水研)
Aメバチ鮪漁場探索技術と「エビスくん」の利用方法について(漁業情報サービスセンター)
B漁船海難の防止のために(宮崎海上保安部)
C漁船保険制度及び漁船保険からみた海難事故について(宮崎県漁船保険組合)

新しい水産資源の管理体制について

1.「宮崎県における水産資源の利用及び管理に関する基本方針」の策定に当たって

県の沿岸漁業は、日向灘の水産資源を漁獲して営まれており、多種多様な水産物を県民に供給することはもとより、漁村地域の経済的な基盤としても重要な役割を果たしています。
このため、安定した漁獲量の確保が重要となることから、本県では、経済的価値や地域漁業の依存度等を勘案して選定した魚種や漁業種類を重点的に管理するという考え方で長年資源管理に取り組んできましたが、図1に示すように漁獲量の減少は依然として続いています。

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