◆まき網による漁獲量は7,170トンで前年比92%、平年比120%であった。1-4月は尾叉長29-31cm台モード(2009年生まれ)主体に3,824トン、5-6月は14-19cm台モードのサバ仔主体に34cm台モード(2007年生まれ)と30-31cm台モード(2009年生まれ)で3,481トンであった。
◆日向灘南部大型定置網に入網したサバ仔(0歳魚)の推定漁獲量(雑魚に占める割合から算出)は4-5月で249トン、前年の7倍、平年の10倍で大量に入網した。漁獲サイズは、3月が尾叉長7-10cm台、4月が10-13cm台、5月が9-18cm台モードであった。 |
予測(2011年8月〜12月)
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◆薩南〜豊後水道(まき網、定置網)
◆来遊量:マサバは低水準。ゴマサバ0歳魚は薩南海域では前年を上回り、日向灘では低調であった前年並、豊後水道では前年を下回る。1歳魚は前年を下回る。2歳魚は前年を上回る。3歳以上は少ない。さば類全体としては前年を下回る。
◆魚体:マサバは混獲程度。ゴマサバが主な漁獲対象となる。薩南海域では30cm〜35cm(2歳魚)主体に30cm以下(0歳魚)も漁獲される。日向灘では30cm〜35cm(2歳魚)主体、豊後水道では20cm〜30cm前後(0、1歳魚)主体に30cm〜35cm(2歳魚)が混じる。 |
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