漁連情報
宮・宮の絆イベント

「帰っきたど&待ってだでば」開催



成23年7月3日(日)10時より気仙沼魚市場及びホテル観洋において、がんばれ宮城!水産業による復興支援事業の一環として、東日本大震災で被災した気仙沼港での水揚げ再開に伴い、宮崎が業界・行政あげて、例年通り気仙沼に帰ってきたことを広くアピールするため、宮・宮の絆イベント「帰っきたど&待ってだでば」を開催した。

6時にホテルを出て、陸前高田の被災状況を視察し気仙沼へ向かう。被災地では瓦礫等がまだそのまま残っているところもあり、震災被害の甚大さを目の当たりにした。 気仙沼到着後、気仙沼魚市場において10時より、本県関係者並びに宮城県・気仙沼市・魚市場関係者約120名が出席しカツオ水揚げ式が開催された。

震災被災者に対する黙祷の後、みやざき丸が着岸、入札ベルを合図にカツオ水揚げ式が開会された。河野鰹船主会長の「かえっきたど宣言」にたいし、気仙沼漁協佐藤組合長より「待ってだでば」とカツオの水揚げを復興への足がかりとしたいという強い思いがかえされた。本県産品を積んだトラックが入場、河野知事より宮城県村井知事へ目録の贈呈が行われ、河野県知事、谷口日南市市長、村井県知事、菅原気仙沼市長がそれぞれ挨拶を行った。みやざき丸よりカツオを水揚げし、トラックに積み込み出発を見送った。谷口市長より菅原市長に桜の苗木贈呈を行った後、カツオの刺身、かつおにぎり寿司が来場者に振るまわれた。最後に気仙沼魚市場買い受け人協会大島理事長のがんばろうコールで閉会となった。

11時30分より会場をホテル観洋に移し、元気水揚げ式が開催された。ホテル観洋に避難している被災者の昼食としてカツオをはじめ本県特産物が振る舞われた。気仙沼市観光課挨拶の後、郡司農政企画課長の進行によりイベントが進められた。かつお刺身、かつおにぎりに協力頂いた、地元の大政すし様他の紹介、持ちとどけた本県特産物の紹介の後、丸山会長が挨拶を行い、被災者の皆様に昼食が振る舞われた。
イベントの概要は次の通り

第1部 かつお水揚げ式

主催 宮崎県及び宮城県の行政・業界の共催イベント
日時 平成23年7月3日(日)
10:00〜11:00
会場 気仙沼市場
参加者 本県業界、気仙沼漁協関係者、商工会議所、宮崎県(知事ほか)
日南市(市長ほか)、宮城県(知事)、気仙沼(市長)等々
概要 イベント当日に水揚げを行う漁船が「今年も気仙沼に帰っきたど」旗、宮崎県旗を掲げて気仙沼港の市場岸壁に着岸した後、市場セリ開始ベルを合図 に式典開始。
  1. 開 会
  2. 帰っきたど宣言(宮崎県かつお船代表)
  3. 待ってだでば宣言(気仙沼漁協長)
  4. 宮崎県品贈呈式 (宮崎県知事宮城県知事)
  5. あいさつ
    宮崎県知事、日南市長、宮城県知事、気仙沼市長
  6. カツオ陸送トラック出発
  7. 宮崎県からのふるまい(カツオ)および再生復興記念植樹
  8. 閉 会

第2部 元気水揚げ式

主催 宮崎県の行政・業界の共催イベント
日時 平成23年7月3日(日)
11:30〜14:00
会場 気仙沼市付近避難所
参加者 宮崎県(行政・業界)
概要 口蹄疫等のご恩返しをかねて、被災者避難所を訪問し、県産花きの贈呈および県産農畜水産物を使った炊き出しを行う。
  1. ふるまい(県産農畜水産物を食材とするふるまい)
  2. あいさつ
    宮崎県代表者により避難所の人たちに言葉
  3. 県産スイートピー贈呈
    宮崎県代表者から避難所代表に贈呈
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