漁政
東北地方太平洋沖地震…支援の輪広がる
月11日に発生した東北地方太平洋沖地震災害を受け、JFグループ宮崎「東北地方太平洋沖地震宮崎県漁業団体対策本部」を設置、かつお・まぐろ漁業者の第2のふるさとである東北地方を支援するため、活動を行っている。

支援物資の提供

3月15日、東北地方の食料事情の深刻さを受け、支援物資として本会が販売している飲料水「美泉水」200ケース・果物・タオルを全漁連を通じて被災地へ提供した。

募金活動の実施

3月15日から宮崎市山形屋前にて県内水産団体と協力、「東北地方太平洋沖地震被災者へのご支援を」ののぼりを掲げ、募金活動を行った。県民の皆様の関心も高く、募金開始から10日目には200万円以上ものご支援をいただいた。

県南の日南市・南郷・栄松・外浦漁協でも船主・漁協職員が9ヵ所で募金活動を行った。県南のかつお船・まぐろ船は気仙沼・塩釜などで水揚げを行うことが多く、今回の震災時本県船は帰港していたが、第2のふるさとでもある東北地方を支援したいと多くの船員・船主が募金活動を行った。

県央の宮崎漁協女性部では、3月25日漁協会議室において東北地区太平洋沖地震支援のバザーを行った。女性部・漁協職員が持ち寄った日用品、漁協自慢のちりめんを特別価格で提供、募金箱を設置するとともに、売り上げを義援金として役立ててもらうようにと活動を行った。

JAグループ宮崎からも震災見舞金として支援いただいた。本県で昨年発生した口蹄疫の際に気仙沼では「がんばれ宮崎気仙沼の会」を立ち上げ、募金活動等支援いただいた経緯もあり、本会を経由し送られることとなった。

今回の「東北地区太平洋沖地震」の被災者の皆様へ心からお見舞い申し上げますとともに、JFグループ宮崎一丸となり復興に向け全漁連・漁協と共に協力させていただきます。

また、JFグループによる復興支援活動を紹介いたしておりますので、ご確認ください。

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