漁政
宮崎県漁業者決起大会

内JFグループは、平成23年1月29日(土)宮崎県立海洋高等学校体育館において、県内の漁業者や県選出の国会議員、県議ら約千人が参加し、「安心・安全な食の供給と漁業存続を訴える宮崎県漁業者決起大会」を開催した。 
大会では、丸山英満県漁連会長、河野俊嗣県知事、服部郁弘全漁連会長挨拶の後、本県漁業の現状について6名の報告がなされ、栄松漁協所属88正丸上牧英雄氏は「現在の燃油高騰の中において魚価は40年前と変わらない。カツオ船は2年に1度の莫大な検査費用がかかる。この環境の中では漁業は存続できない。」と窮状を訴えた。
県選出の国会議員、県議会議長、沿海市町代表より応援メッセージを頂き、①環太平洋連携協定(TPP)反対②漁業の灯を消さないため行政に施策の構築を要望する③食卓に安心安全な水産物を供給する-の3項目を決議した。
11寿丸 今シーズン最大213キロのクロマグロ水揚げ
南市漁協所属のまぐろ延縄船11寿丸(13トン・束元広船長)が2月8日、今シーズン最大213キロのクロマグロを勝浦漁港に水揚げした。
クロマグロの体長は2メートル、紀伊半島沖約240キロの太平洋上で捕獲したもので、1キロあたり1万5300円の高値が付き、東京方面へ出荷された。

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