宮崎海洋高等学校実習船「進洋丸」は73日間の長期乗船実習の為に9月7日、ホノルル周辺海域のマグロ漁場に向けて宮崎港を出港した。 当日は出港式が開催され、生徒や乗組員のご家族、関係者が多数出席し一時の別れを惜しみ、航海の安全を願った。 今回の航海では、マグロ延縄漁業の操業実習、航海術・機関術等、試験調査を行うとともに、ハワイ・ホノルルの現地高校生との国際交流を予定している。 進洋丸は、総トン数646トン、総乗組員数59名、船員21名、教官2名、生徒36名。 なお、帰港式は11/18予定。
利用率の向上を目指す 漁連は、平成23年度の系統利用率向上を目的に、資材9/6、石油9/9、製氷9/13の日程で本所会議室にて内部担当者会議を開催した。 会議では、先ず本年度7月末現在の実績をもとに前年度実績、本年度計画との対比はもとより出席担当者から受け持ち地区の水揚げ操業状況等の報告も含め総合的に各事業の取扱状況を現状分析した。 未利用の現状としては、価格面や供給体制など様々な要因があり、今後の推進策としては商品PRなどを展開し、各漁協担当者と連絡を密に取り合い、系統の取扱向上に努めていきたい。
9月24日、宮崎おさかな普及協議会主催による「おさかな供養祭」が宮崎中央卸売市場において、市場長をはじめ開設者である宮崎市の担当者、行政機関から国土交通省 宮崎港湾・空港整備事務所長、県水産政策課長、生産者から近隣の漁協組合長他多数の来賓出席者のもと開催された。 当供養祭は水産物への感謝とその冥福を祈るため毎年実施されているもので、当日は、神事を市場内の水産部セリ場内において行った後、宮崎港内に場所を移動し、「おさかな少年隊」の参加のもとマダイ稚魚等の放流を行い供養祭を無事終了した。