海幸彦
海幸彦インタビュー
日南市漁業協同組合女性部水産物加工グループ
代表 竹井友子さん

■日南市漁協の水産加工センターがあるのは、大堂津駅から入った大堂津漁港の一角。
 ここで加工品づくりをされているんですね。

ここは平成6年頃に、シイラがたくさんとれて、そのすり身を作るために作られた加工センターなんですよ。獲れすぎて困るくらい獲れたようですが、加工センターができたら次第に獲れなくなって、一時は閉める話も出てました。自然相手のことですからね。
その後、女性部加工グループが使うようになったんです。ここには、大型の冷凍庫や、ミンチにする機械、パッケージの機械まであるので、あとはアイデア次第で頑張ってます。

■おすすめの人気商品は何ですか?

ギフトには「宮崎かつお うみっこ節」や、真空パックした天ぷらの「おおどつ天」、温めるだけで食べられる「鰹ボール」とか、いろいろありますよ。
イベントでは実演販売も行うので、すり身を使った「魚うどん」や、揚げたて天ぷらの実演、鰹バーガーも人気あります。

■そういった商品のアイデアは、どうやって生まれるんですか?

みんな家庭でいろんな魚料理を作っているメンバーですから、こんなのはどう?とか、こんな味付けはどうだろう?とか。昔ながらの味や料理がベースになっていますね。「宮崎かつお うみっこ節」がその代表ですね。

■「宮崎かつお うみっこ節」は2006年に宮崎県水産物ブランドの第5号認証を受けていますね。
 その作り方を教えてください。

大堂津港はカツオの一本釣り漁が盛んで、ある程度保存が利く家庭料理として作られていた「かつおしょうゆ節」がベースです。
新鮮なカツオをさばいて、一度煮たあと、醤油、砂糖、焼酎など漬け汁につけ込んだものです。今はこれを真空パックにして商品化しました。
そのアイデアを生かして、食べやすい切り身で作ったり、腹身を使ったり、今度は調味料も使い切る加工品を作っていきます。
時には、新しい商品のアンケートを取りながら改良していくこともあるんです。例えば、シイラは身が傷みやすくて加工が難しく、試食アンケートをとると、味つけ加減など食べた人の反応がよくわかります。そういうのも大いに参考にします。
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