漁政
漁業担い手確保・育成対策総合推進事業説明会
成20年度の早期に漁業担い手関係事業の立ち上げ・実施ができるよう、2月6日、農林水産省講堂において、平成20年度漁業担い手確保・育成対策総合推進事業説明会が水産庁により開催された。
 内容は、次のとおり。
@水産高校等を中心とした地域の漁業・水産業の担い手育成プロジェクトについて
 国からの委託事業。教育委員会管轄の水産高校と漁協・水産関係業者と連携し人材育成を行うもの。
A地域漁業担い手確保・育成推進対策事業について
 融資残補助。水産加工・流通関係の設備投資であればほとんどが補助対象。個別経営も助成対象となるが、条件は@漁業経営安定対策事業の対象者、A3年以内に@に加入見込み、B新規参入者、C@〜Bの者が代表である団体。 
B漁船安全操業対策事業について
 安全推進月間キャンペーン、サバイバル訓練、スキルアップ事業を行うもの。
C漁業経営改善効率化支援事業について
 漁業経営改善計画策定の支援を行うもの。
D効率的・安定的沿岸漁業促進業について
 中核的協業体の後継。これまでは全漁連を経由していたが、20年度からは公募となる。申請するグループは法人化を目標としていることが条件。
E漁業再チャレンジ支援事業について
 サラリーマンや学生を対象とした漁業チャレンジ準備講習の開催、漁業就業希望者と漁業経営体とのマッチングを図る漁業就業支援フェアの開催、漁業界への参入を希望する会社と漁業経営体のマッチングを図るビジネスマッチングフェアの開催を行うもの。
 これらの事業について質問等がございましたら、宮崎県水産政策課担い手流通担当若しくは宮崎漁連漁政課にお願いします。
漁業就業者確保育成センター全国会議
月28日、東京都コープビルにおいて平成19年度第2回漁業就業者確保育成センター全国会議が開催され、全国漁業就業者確保育成センター(社団法人大日本水産会内)の今年度の事業実施状況及び来年度の計画等について説明があった。
 会議の内容は、次のとおり。
@平成19年度全国漁業就業者確保育成センターの事業実施状況について
 漁業就業者フェアは7回開催し、延べ514人来場、77人が研修生となり、54人が研修先に就業したとのこと。
A平成20年度全国漁業就業者確保育成センターの事業計画について
 漁業就業者フェアはセンター直轄は5回とし、数カ所で地方での開催を計画しているとのこと。
B平成19年度漁船安全操業の推進に係る優良団体表彰について
 今年度から10月を「全国漁船安全操業推進月間」に定め、同月に都道府県及び関係団体に漁船安全操業の推進に係る優良団体の推薦を求めたところ、5団体から7つ推薦があり、このうち4団体が表彰された。うち1つは日向市漁協で、講習会を開催するなど日常的に安全操業に注意を払い、幸吉丸の事故の際にはそれが活かされたことが表彰理由であり、小坂センター長から組合長に表彰状の授与が行われた。
C各地の取り組み状況について
・北海道漁業就業支援センターの活動状況について(社団法人北海道水産会)
・静岡フィッシャーマンズ・マーケット事業について(JF静岡漁連)
・静岡産ひじきビジネスプランについて(JF静岡漁連)
・山口ハモ加工ビジネスプランについて(JF山口県)
漁船安全操業の推進に係る優良団体表彰
漁業就業支援フェアポスター
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