水産試験場

ウルメイワシ

予測(2014年1月〜6月)
◆漁獲対象年級群及び体長は、1〜5月は18〜20cmの推定1歳魚以上、6月は0歳魚が主体となる。
漁獲量(来遊水準)は、前年(3,811トン 平年比188%)を下回ると予想される。

[ 図4 主要まき網のウルメイワシ漁獲量経月変化 ]

[カタクチイワシ]

経過(2013年8〜11月)
◆まき網では、9月に被鱗体長10-11cmを主体に前年・平年を大きく上回る漁獲となった。10月以降は例年どおり低調に推移した。
10〜11月の小型まき網による未成魚(聞き取りサイズで8cm未満)の漁獲は32トンで、前年比48%、平年比114%であった(図5、6)。
予測(2014年1月〜6月)
◆漁獲対象体長は、12cm未満が漁獲の主体となる。
漁獲量(来遊水準)は、前年(1,883トン 平年比113%)並か下回ると予想される。

[ 図5 主要まき網のカタクチイワシ漁獲量経年変化 ]

[ 図6 主要まき網のカタクチイワシ漁獲量経月変化 ]

[マアジ]

経過(2013年8〜11月)
◆0歳(聞き取りサイズ30〜50g)が漁獲対象となる8〜11月のまき網漁獲量は、9月以外の全ての月で平年を上回り、10〜11を主体に好漁となった(図7、8)。
予報(2014年1〜6月)
◆漁獲対象年級群及び体長は、2013年級群(15-20cm主体)が漁獲の主体となる。
漁獲量(来遊水準)は、前年(321トン 平年比60%)を上回ると予想される。

[ 図7 主要まき網のマアジ漁獲量経年変化 ]

[ 図8 主要まき網のマアジ漁獲量経月変化 ]
FISHERIES EXPERIMENT