漁政
県旋網総会
崎県旋網漁業組合(瀧口民雄組合長理事)は3月14日、ホテルメリージュ延岡に於いて会員15名出席のもと平成21年度通常総会を開催した。
協議事項は、第1号議案『 平成20年度事業報告及び収支決算書の承認について』第2号議案『平成21年事業計画及び収支予算書(案)の承認について』第3号議案『平成21年度賦課金額及び徴収方法の決定(案)について』を原案通り承認決定した。
また、役員改選については原案どおり決定し、森本徳喜氏 (島浦町漁協・事平丸)が新組合長理事に就任した。監事の互選については後日、委員会において選任する。
県かつ総会
崎県かつお・まぐろ漁業者協会(会長 丸山英満)は、3月31日南郷漁協めいつ漁民センターにおいて平成21年度通常総会を開催した。
まず、平成20年度事業報告書及び収支決算書について審議し、続いて平成21年度事業計画書及び収支予書(案)について、平成21年度賦課金の額及び徴収方法の決定(案)について審議し、異議なく承認決定した。
役員改選については原案どおり決定した。会長・副会長の互選については後日、理事会において選任する。
総会の中で会員からは、沖縄・西諸島水域への浮魚礁設置、開発調査センターより譲渡を受けた浮魚礁での操業ルールの設定。大型まき網漁業の資源管理の徹底とかつお一本釣り漁業の漁場の確保が提案され国・県に対し要望していくこととした。
資源回復制度普及啓発講習会
月16日、神戸ポートピアホテルにおいて平成20年度西部ブロック資源回復制度普及啓発講習会が開催された。
講習会の内容は、次のとおり。
1. 次年度予算について(水産庁)
  ・自立した資源の維持管理を目指し、21年度からポスト資源回復計画意向調査を実施 等
2. 関連産業者意識調査から〜グローバル化するサバ類の流通と資源利用問題〜(東京海洋大学)
  ・円安による輸出増が資源管理に影響することが懸念される 等
3. 脂イワシの冷凍粉砕すり身加工について(水産総合研究センター)
  ・マイワシ、サバと競合するカタクチイワシの利用促進による漁獲増大により、これらの資源回復を助ける 等
4. 平成20年度先進事例DVD放映〜資源の回復と経営の安定をめざして〜
  ・サワラ瀬戸内海系群(大阪)、有明海のガザミ(長崎)の資源回復について、漁業者が栽培漁業等に取り組む姿を紹介
漁業就業者確保育成センター会議
月3日、東京都コープビルにおいて平成20年度第1回漁業就業者確保育成センター全国会議が開催され、全国漁業就業者確保育成センター(社団法人大日本水産会内)の今年度の事業実施状況及び来年度の計画等について説明があった。
会議の内容は、次のとおり。
1. 平成20年度全国漁業就業者確保育成センターの事業実施状況について
2. 平成21年度全国漁業就業者確保育成センターの事業計画について
3. 平成20年度漁船安全操業の推進に係る優良団体表彰について
4. 各地の取り組み状況について
   1)新規就業者確保育成事業について(JF熊野 桑原氏)
   2)ビジネスプラン事業について((株)プロ・スパー)
   3)ライフジャケット着用推進運動について(宮城県漁協雄勝町東部支所女性部)
全国漁業就業者確保育成センターでは、都市部の漁業就業希望者と浜とのマッチング、異業種と浜が連携して漁業生産を実施するためのマッチングの場を設けております。
詳しくは同センターホームページ<http://www.ryoushi.jp/>をご覧下さい。 
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