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今回、小型底曳網漁業を体験した新田さんは、これから仕事をしていく上で夢のあるものが良いと思い、10月に行われた高知県での漁業研修に続き、2回目の漁業体験。「誕生日が海の日(7月20日)で、何か縁があるのではないかと思う。必ず漁師になるんだという意気込みで来ました。」とやる気満々の様子でした。 研修期間中は、沖が時化ていたために乗船実習は実質1日となりましたが、「船酔いはしなかったけれど、網を曳いている間の眠気の方が辛かった」と笑う新田さんは、指導者の日高さんから自転車を借り、船の出ない日には漁港やその周辺の暮らしを見て回ったそうです。 「地元の人たちとの交流、会話することの大切さをものすごく感じました。交流して認められた後に漁業という仕事がついてくるんだと実感しました。底曳網にはパートナーの加勢が必要な仕事もある。東京へ帰ってから、婚約者と話し合って将来の道を決めてきます」と力強く語ってくれました。 |
■ 研修後の状況 |
宮崎市内の底曳網漁業者から技術指導を受けながら、後継者としての自立を目指して準備を進めている。 |
「漁村・漁業体験短期研修事業」参加者プロフィール |
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