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一方、都農町役場では、みやざき金ふぐを地域おこしに活用すべく、機会を見つけてはPRに努め、最近では11月17、18日、沖縄県で開催された全国海づくり大会において、みやざき金ふぐの唐揚げ400人分をふるまい、全国に向けてPRを行いました 。
また、12月2日宮崎市の県庁前楠並木朝市において、みやざき金ふぐのふぐ鍋300人前をふるまい、ふぐ唐揚げ400人前50sを販売するなど、積極的にみやざき金ふぐのPRに努めています。

それから都農町商工会のメンバーが主体となって、昨年、都農ふぐ丼推進協議会を立ち上げ、今年2月2日「都農ふぐ丼」がデビューしました。
「四季の味うたげ」「フルーツ&ベジカフェNANGOKU」「新田うなぎ」「一之宮食堂」の4店舗が構成メンバーで、デビュー以来11月末で約9,000食近くを販売しました。
同協議会(甲斐会長)によれば、都農町外からのお客が多く、土日に限らず、平日でも退職者の方などが来店されるなど、うれしい話をお伺いしました。
さらに毎月29日を「ふくの日」と定め、「都農ふぐ丼」に「ふぐ唐揚げ」を加えた「ふくの日定食(仮称)」を割引サービスで提供していることや、店舗によっては、新たに「元祖ふぐ南蛮」「元祖ふぐ茶漬け」「シイラの鉄板焼き」などの新商品を開発し、都農町訪問の楽しみ料理を開発されているとのことでした。

そんな中で、東九州自動車道、高鍋〜都農間12.9kmが12月22日(土)に開通することで、開通イベントが12月9日(日)に川南PAと都農IC付近で開催されます。
また、平成25年度中には都農から日向市まで20. 0kmが開通する予定がありますので、さらに人口移動が多くなり、来年7月オープン予定の都農町内「道の駅」における地場産品の開発や販売にも、多いに力が入るとともに期待も大きいものがあります。
長続きのする魅力ある商品開発や販売により、今後のさらなる都農町の「町興し」が期待されています。

宮崎県水産物ブランド認証品「みやざき金ふぐ」の認証基準

1 漁業者が美味しい!とこだわったもの

○みやざき金ふぐ振興会の漁業者が10月から2月までの間に日向灘で漁獲した「シロサバフグ」。
○大きさは100g以上あり、漁獲時に活きているものを、速やかに水氷の中で活け締めし、鮮度を保持したまま持ち帰ったもの。
○外観に傷がなく、金色の鮮やかなもの。

2 安全・安心の取組の実施

○有毒なフグの混入を除くため、国の通達を元に漁業者(第一段階)、漁協職員(第2段階)の2段階のチェックを行う。
○チェック体制を維持するため、関係漁業者及び漁協職員は、国の通達内容についての自主研修を年1回実施するとともにフグ関係の講習等があれば積極的に参加する。

3 資源にやさしい取り組みの実施

○漁法は、延縄・一本釣りとし、網は使用しない。
○100g未満の小型魚は海へ返す。
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