漁政
食とくらしを守る緊急県民大会 −経済11団体 1200名参加−
JAグループ宮崎・JF宮崎漁連・宮崎県森林組合はじめ経済11団体では8月12日(火)に宮崎市栄町街区公園に於いて「みやざきの食とくらしを守る緊急県民大会」を開催し、約1,200名が参加した。
 今回の緊急県民会議は原油価格の高騰により、県民の「食」と「くらし」は大きな危機に直面し、原油の高騰が今後も続けば、私たちの「くらし」はますます苦しくなり、生活の崩壊につながる。この危機を乗り越えるため、消費者、生産者、商工業者などが力を合わせて、明日の未来にむけて県民総力戦で頑張ることをテーマに産業の垣根を越えて初めて開催された。
 JA宮崎中央会横山会長の挨拶の後、農林漁業の代表者の意見表明を受け、来賓として出席した東国原県知事が「県民総力戦で頑張りましょう」と激励した。共同宣言の採択、頑張ろう三唱の後、トラクターの先導で県庁までのアピールウォークを行い広く県民にメッセージを伝えた。
第3回漁政対策委員会 −日向灘掃海訓練海面設定の変更案について−
月21日、県水産会館第1研修室において、宮崎県漁政対策委員会(会長 丸山英満)の平成20年度第3回委員会が開催され、日向灘掃海訓練について協議が行わた。
 始めに九州防衛局及び海上自衛隊から、今年度においても従来海面での訓練実施に対し同意を得るのが難しい状況にあることから、訓練の必要性と訓練海面の変更案等について説明を行った。その後委員の中で、今後関係漁協と調整を進めるかどうか協議が行われた。
 協議の結果、市等からは訓練誘致の要望があることや、国に対する本県漁業者の協力姿勢を示すことも必要であろうとのことから、関係者に説明し、理解を得られるようなら訓練海面を変更する方向で進めることで決議された。
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