原油市況(WTI原油)は、10月下旬には81ドル/バーレル前後で、推移していたが、国際的な金融情勢の変化や需給緩和懸念等を受けて続落し、12月1日現在65ドル/バーレル前後となっている。
また、10月下旬には84ドル/バーレル前後で推移していた日本国内向け原油価格の指標となるドバイ原油も、11月27日開催のOPEC総会にて生産量の現状維持を決定したことから一段下げとなり、12月1日で67ドル/バーレル前後となった。
一方、国内においては、原油市況は下落しているものの、日銀の追加金融緩和による急激な円安ドル高の進展が、原油輸入コストの上昇要因となることから、園内石油製品市況は先行き不透明な状態となっており、今後の需給・市況動向については十分注視する必要がある。
平成27年度の取扱推進については、早期に市況を把握し、全漁連と協調して適正価格と良質油の安定供給に務め、更に協同組合間提携による施設の効率的な運用を図りたい。
なお、外地積み及び洋上補給については、関係漁協と連絡を密にして円滑なる供給に努めたい。 |
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推進事項
- 適正価格と良質油の安定供給
- 石油情報の早期把握と提供
- 石油タンク施設の協同組合間相互利用
- 付属油の拡販対策
- 系統給油施設の点検整備の促進
- 海外基地及び洋上積みの円滑なる供給
- 機能・基盤強化推進アクションプランへの対応
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