平成26年度 事業運営構想
販売事業
売事業は、平成26年4月より新たに販売事業部を設立し、販売課、企画開発室の1課1室体制にて、補助事業を最大限有効に活用すると共に、各浜・各JF・県・加工業者との連携強化を進めている。
取扱商品である養殖魚、鮮魚、活魚、養殖種苗、加工魚(餌飼料)、水産加工品などについては、各浜の買参権の取得、連携企業とのタイアップによる新たな商品づくり、更に販売力の強化を図ることで新たな販売先の開拓を進め、商品力のアップと国内外への販売量の確保を目指したい。
また、県域的系統販売組織の構築と6次産業化ネットワークとの連携をすすめ、宮崎県内漁業協同組合及び系統組織機能・基盤強化推進協議会が進めるアクションプランの市場再編にも対応していきたい。

推進事項

  1. JF全漁連との事業提携による取扱推進
  2. 宮崎のさかなビジネス拡大協議会との連携
  3. 養殖魚類の高品質化及び取扱いの拡大推進
  4. 鮮魚・活魚の取扱いの拡大推進
  5. 養殖種苗・餌飼料、加工原料等の安定供給
  6. 新商品の企画・開発及び拡販
  7. 6次産業化ネットワークの活用による事業、商品開発
  8. 機能・基盤強化推進アクションプランへの対応
製氷事業
氷事業は、旋網漁業、大型定置網漁業の水揚げが年明けから好調であったため氷の需要が増加したが、全体的には厳しい環境下にある。
このような中、本会としては、製氷工場施設の合理化を図り経営改善に努めているところである。
平成27年度は、諸施設を効率的に稼働し、需給の円滑化に努め漁業者の負託に応えて参りたい。

推進事項

  1. 漁期前適正在庫の保有
  2. 員内工場間の需給対策
  3. 合理的運営によるコストの引き下げ
  4. 工場の保安管理と安全対策
  5. 機能・基盤強化推進アクションプランへの対応
利用事業
I.筏整備事業
整備事業は、海上での人命の安全確保のため、膨脹式救命いかだ及びGMDSS関連機器の整備を行っている。
従って、点検整備にあたっては技術を錬磨し整備規程を遵守して完全整備に努め、漁船員に対しては緊急時に充分なる対応ができるよう取扱指導を実施して参りたい。

推進事項

  1. 完全整備の遵守
  2. 漁船員に対する取扱指導の徹底
  3. GMDSS関連機器の点検整備

平成26年度見込み及び平成27年度取扱計画


U.職業紹介事業
宮崎県漁業就業者確保育成センター内に設置した「無料職業紹介所」の運営を継続し、漁船員の確保に努めて参りたい。
ア)漁業現場での求人情報の収集
イ)漁業就業希望者からの問い合わせ対応及び求人情報の発信
※4月〜10月の問い合わせ件数 40件
MANAGEMENT PLAN