年頭のごあいさつ
宮崎県JF共済推進 本部長 矢部 廣一
宮崎県JF共済推進 本部長 矢部 廣一
年あけましておめでとうございます。
皆様方には、日頃よりJF共済事業へのご理解とご協力を賜り心より感謝申し上げます。新春を迎えるにあたりまして一言ご挨拶申し上げます。
 はじめに、昨年相次ぐ台風襲来等の自然災害により被害に遭われた漁業関係者および地域住民の皆様に対し、衷心よりお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈りいたします。
 さて、JF共済の事業基盤であります漁業・漁村を取り巻く環境は依然として厳しい状況にありますことは皆様ご承知のとおりで私が申し上げるまでもございません。
 このような事業環境ではございますが、JF共済では平成29年度より新3か年計画「一人ひとりの笑顔のために…協同の原点」がスタートし前3か年計画から引き継いだ課題である「保有契約量の減少傾向に歯止めをかけるための取組み」を着実に実践し、JF共済事業の健全性・信頼性の強化に取り組んでいるところでございます。
 そこで、推進本部といたしましては、3か年計画の活動基本方針「@組合員等利用者ニーズに対応した保障の提供」「A万全な共済事業実施体制の確立」「B元気で活力ある漁村・地域づくりのための支援」に基づき、「主役は浜である」の認識のもと漁協役職員はもとより、女性部・青壮年部等のご協力を賜り、各共済種目の完全達成をめざして積極的に普及推進活動を展開しているところでございます。
 このような中、基幹種目の一つであります「くらし」につきましては、本年7月1日の制度改正に伴う積極的な推進活動により、年度目標を大幅に上回る成果を上げておりますが、「チョコー」につきましては、「新医療共済『匠』」等の周知徹底を図るべく推進活動を展開しておりますが、大変厳しい状況となっており、第4四半期での巻き返しに期待するところです。
 私たちJF共済は、海に生き、浜に生活する組合員・地域住民の「暮らしの保障」に万全を期すことを通じて、美しい海と漁業を守り、豊かに安心して暮らすことのできる魅力ある地域づくりに貢献してまいる所存でございますので、どうか本年も、引き続きご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 最後に、皆様方のご健勝と操業の安全及び大漁をご祈念申し上げまして、新年のご挨拶とさせていただきます。
全国漁業信用基金協会 宮崎支所理事 森井 敏明
全国漁業信用基金協会 宮崎支所理事 森井 敏明
成30年の年頭にあたり、謹んで新春のお慶びを申し上げます。
皆様方には、保証保険制度及び当支所の業務運営につきまして、ご理解ご協力を賜り、厚くお礼を申し上げます。
 さて、平成26年11月に水産庁から各県知事あてに発出されました〔漁業信用基金協会の広域合併の取組の推進について〕により、広域合併を平成29年度(1次合併)と平成31年度(2次合併)の2回に分けて実施することとなり、当協会は1次合併に参加しまして、平成29年4月3日付で名称が宮崎県漁業信用基金協会から全国漁業信用基金協会宮崎支所となりました。
 以前、全国に41の基金協会がありましたが、このうち19協会が合併により1協会となり、2次合併に参加する協会数は各県域における臨時総会での承認が必要となりますことから、現時点ではその数は確定しておりませんが大部分の協会が参加する見込みでございます。
 協会の設立目的は、漁業者の皆様方の経営に必要な資金の借入を保証することにより資金の融通を円滑にし、もって水産業の振興を図ることにありますが、長期に亘る超低金利政策により協会の体力も低下し、現状のままではその目的・役割を達することが困難な状況にあることから、合併により財務基盤及び組織体制の強化を行うこととなったものでございます。
 従いまして現在は、まだ合併事業は完了してはおりませんが、合併効果を最大限発揮できるための組織運営等について協議・検討を行っているとこであり、また、行政機関を含め関係団体等との連携・協力を一層強化して、漁業者の皆様方の期待に応えられるよう努力を尽くして参る所存でございますので、会員の皆様のご理解をお願い致します。
 年頭にあたりまして、皆様のご健勝と操業の安全、豊漁をお祈り申し上げ新年の挨拶といたします。
GREETING