水産試験場

[ウルメイワシ]

経過(2015年7月〜12月)
◆まき網の漁獲量は、0歳魚を主体に9月以降平年を上回り、下半期全体では前年を上回りましたが、平年並となりました(図3、4)。
漁獲サイズは、7月に18〜19cmの1歳魚以上、8月以降は13〜14cmの当歳魚が主体でした。
予測(2016年1月〜6月)
◆漁獲対象は、1-5月は18-20cmの推定1歳魚以上、6月は0歳魚が主体となる見込みです。漁獲量(来遊水準)は前年(2,523トン:平年比90%)を上回ると予測されます。

[カタクチイワシ]

経過(2015年7月〜12月)
まき網では、9〜10月に漁獲がみられたものの、漁獲の少ない状況が続き、下半期全体としても前年を大きく下回る結果となりました(図5、6)。
漁獲サイズは、8月の12cm台主体でした(マイワシと混獲されたものを測定)。
予測(2016年1月〜6月)
◆漁獲対象は、被鱗体長12cm未満が主体となる見込みです。
漁獲量(来遊水準)は前年(209トン:平年比7%)並に低調に推移すると予測されます。
FISHERIES EXPERIMENT