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                | 今回は、平成26年12月16〜17日に水産総合研究センター中央水産研究所(横浜市)で開催されました太平洋いわし類・マアジ・さば類長期漁海況予報会議の結果を踏まえた2016年上半期の漁海況予報結果について報告します。 |  
               
                | [黒潮] | ◆都井岬沖の黒潮流軸(海上保安庁海洋情報部)は、7月まで「離岸傾向」、8月以降は一時的に「やや離岸」となったものの「接岸傾向」で推移しました。 |   
                | [沿岸水温] | ◆沿岸海洋観測による日向灘の水温(0m,50m,100m層より判断)は、平年値(1972〜2012年度平均)と比べて、7月に「かなり高め」、8月に「やや高め」、9〜10月に「やや低め」、11〜12月に「やや高め」で推移しました。 |  
               
                | [黒潮] 
 | ◆都井岬沖の黒潮流軸は、期間を通して「接岸傾向」で推移する見込みです。 |   
                | [沿岸水温] | ◆日向灘の水温は、1〜5月に「平年並み」〜「高め」、6月に「平年並み」で推移する見込みです。 |  
             
                      | 経過(2015年7月〜12月) |   
                      | ◆まき網で上半期5月よりまとまった漁獲がみられ、11月まで平年を大きく上回る漁獲が続き、20年ぶりの豊漁となりました(図1、2)。漁獲サイズは13〜14cmの当歳魚が主体でした。 |  
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                      | 予測(2016年1月〜6月) |   
                      | ◆漁獲対象は、1〜5月は推定1歳魚以上、6月は0歳魚が主体となる見込みです。 漁獲量(来遊水準)は前年(17,275トン:平年比1,637%) 並みと予測されます。
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