図3 平成21〜22年度の藻場(茶色部分) ※図中エリア70はフクロノリ
図4 平成27年度の藻場(白色部分)
調査方法今年度の調査は、各地ともハンディーGPSを用いて、藻場の輪郭をなぞるように泳いで算出しました。
平成21〜22年度の調査(以下、「過去調査」という)では、藻場の面積は、航空写真撮影を主体に今年度と同様の方法も併せて算出されています。
調査結果
1.延岡市北浦地区ハイの浜
過去調査では約2.0haの藻場(ホンダワラ類、ワカメ、アマモ等)が確認されていた(図1エリア43)のに対し、今年度の調査では約6.2ha以上の藻場(ホンダワラ類、ワカメ、クロメ、アマモ等)が確認され(図2)、面積の拡大が認められました。
2.延岡市浦城地区浦尻湾
過去調査では約2.3haの藻場(ホンダワラ類、ワカメ等)が確認されていた(図3エリア71)のに対し、今年度の調査では約3.7haの藻場(ホンダワラ類、ワカメ、クロメ等)が確認され(図4中央)、面積の拡大が認められました。また、対岸、北側のフェリー乗り場付近には過去調査では小型海藻(フクロノリ等)のみの植生であったのに対し、今年度の調査では約1.2haの藻場(ホンダワラ類等)が確認(図4上部)されました。
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