年頭のごあいさつ
謹んで新春のお慶びを申し上げます。
旧年中は各漁協青壮年部の皆様方をはじめ、系統団体や行政の皆様方には多大なご協力、ご高配を賜り誠にありがとうございました。書面を借りてお礼を申し上げます。本年もより一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げます。
私たち漁青連は、現在の水産業界の厳しい現状を乗り切るため、若い力と知恵を出し合い、漁協・関係団体と協力体制のもと一丸となって邁進し、漁業・漁村の活性化に寄与したいと考えております。そこで研修会の開催等によりリーダーシップのとれる青壮年部員の養成に努めております。
昨年、11月に「燃油価格高騰対策及び漁業用軽油にかかる免税措置の堅持を求める全国代表者集会が行われました。
昨年度は燃油が高騰し、操業コスト構造改革緊急対策を措置し、燃油の使用量に応じて助成金を交付する今までにない策定が行われました。
我々漁業者は、燃油価格に燃油価格に振り回されない強い漁業の構築に取り組んでいるが、さらなる円安の進行で燃油価格が高止まりし、漁業経営はきわめて厳しい状況が続いています。青壮年としても浜の再生は一朝一夕では成し遂げられずなんとしても燃油価格高騰対策の3カ年の継続と、今年度末に期限が切れる漁業用燃油にかかる軽油引取税の免税措置を実現していかなければならないと思っております。
一方、本県の漁業現場においても、漁業者の自助努力だけでは解決できない問題が山積しておりますが、私たち漁協青壮年部員が柔軟な発想と若い力を集結して、本県水産業の発展に努力し、先輩方が残してくださった本県の漁業を後世まで受け継いでいく使命があると思っております。
漁青連及び各漁協青壮年部活動をより一層活性化させ、強固な組織としていくために、今後とも皆様方のご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 最後になりましたが、皆様のご健康、航海の安全、そして大漁を祈念しまして年頭の挨拶と致します。 |