水産試験場
平成25年度水産試験場研究成果発表会の開催のお知らせ-研究企画-
様には日頃から水産試験場の試験研究推進に御理解と御協力をいただきありがとうございます。 現在、水産試験場では「第5次宮崎県水産業・漁村振興長期計画」に基づき「儲かる水産業の構築」を実現するために、「資源回復」「コスト削減」「魚価向上」の三つの柱を定めて試験研究に取り組んでおります。
これら試験研究で得られた成果は、随時、研修会や勉強会あるいは普及指導員を通じて皆様にお知らせし、水産業の推進に活用していただけるよう努めているところでありますが、試験研究の成果を広く紹介し関係者の皆様方から御意見を直接いただき、今後の研究推進に活かしていくことを目的として、研究成果発表会を毎年開催しております。
今年度につきましては下記のとおり開催しますので、多くの皆様の御来場をお待ちしております。
1.日時 平成27年1月7日(水)午後1時から午後3時
2.場所 水産会館5階 大会議室
3.内容
(1)日向灘におけるまき網漁況予報の再検討〜マイワシ・ウルメイワシ編〜
ア 発表者 資源部 甲斐史文
イ 概 要 回遊性の浮魚であるマイワシやウルメイワシは、近年漁獲量が増加する傾向にありますが、この漁獲動向の変化に伴って漁況予測の精度の低下が見られるようになってきたことから、新たな予測指標の検討を試みたので、その結果について報告します。

日向灘まき網漁業におけるマイワシ・ウルメイワシ漁獲動向
(2)ウナギにおける外部標識の検討〜放流ウナギを追いかけろ!!!〜
ア 発表者 内水面支場 田口智也
イ 概 要 絶滅が危惧されるとして資源管理の必要性が高まっているニホンウナギについて、河川におけるその行動生態を調べるための標識放流の方法を検討したので、その結果について報告します。
FISHERIES EXPERIMENT