水産宮崎 No.702 [業務情報] 2018.04.01発行

「JFシェルナース」の海洋建設が開発した小型の増殖礁「貝藻くん」。2013年の販売開始から5年が経過し、全国で2,700基以上が採用され沈設している。
　主な役割として、貝殻による餌場・隠れ場効果や海藻類着生効果があり、重さが60kg程度と軽量な為、人力で設置出来る。
　宮崎県の実績としては、H26年度北浦漁港内に24基沈設し、藻場再生の役割を担っている。

１．漁業者による稚魚の育成場づくり！！
２．漁業者による制作・設置！！
３．海藻がつきやすい構造！！

コレクターと組み合わせれば効果倍増

　ホタテ貝殻を等間隔に配置したメッシュパイプ表面に、ビニロン製人工海藻を取り付けた構造になっており、「貝藻くん」の上に浮かせるなどして使用する。