編集室
けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
また、平素より「水産宮崎」をご覧いただきありがとうございます。
 「水産宮崎」の担当となり、3年が経過しました。昨年も多くの方々の協力を得てなんとか新年号にたどり着くことができました。協力いただいた方々にこの場を借りてお礼申し上げます。
 さて、昨年を顧みますと北朝鮮によるミサイル実験や森友学園、加計学園問題など暗いニュースが続いている中、藤井聡太4段のプロデビュー29連勝、浦和レッズの10年ぶりのAFCチャンピオンズ優勝など明るく希望がもてるニュースもありました。このような日本の方々の更なる活躍に期待したいと思います。
 一方、水産業界を振り返りますと、外国漁船による大量漁獲の問題、違法操業問題、太平洋クロマグロ小型魚の沿岸での過剰漁獲問題など、漁業にとっても影響のある話題の1年となりました。漁業を守り、継承していくという観点から、このような問題解決、ひいては子供たちが魚や漁業について関心を持って「おいしい魚が食べたい」「漁業についてもっと知りたい」と言ってもらえるよう精一杯努めたいと思います。
 漁業収益の減少や後継者不足等、漁業を取り巻く環境は益々厳しいものとなっていますが、水産宮崎の紙面を通じて、関係者の皆さんが情報を共有していくことにより、少しでも漁業者の事業、生活の改善に繋がるよう、本年も紙面作りに力を入れて参りたいと思います。
 最後に皆様方の健康と操業の安全、大漁をご祈念いたしまして、私の新年の挨拶に代えさせて頂きます。
EDITORIAL OFFICE