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宮崎海洋高校生が「切干ぶり大根缶詰」で快挙!
国の海洋・水産系高等学校では、日常の研究成果を発表する「全国水産・海洋 高等学校生徒研究発表大会が開催されており、本県唯一の水産系高等学校である「宮 崎県立宮崎海洋高等学校」でもこの大会を「水産・海洋高校の甲子園大会」と位置づ け、毎年上位を目指しております。
特に今年は、九州地区大会が大分市で、全国大会はここ宮崎市で開催されることと なっておりましたので、準備もチカラがこもっておりました。
 学校の「漁業系、機関系、食品系」の3つのコースでは、3年生が中心となって、 それぞれのコースで研究をスタート。8月に開催される校内予選を目指して、発表準 備がすすめられ、宮崎のさかなビジネス拡大協議会では、食品系の生徒3名が取組ん だ缶詰製造プロジェクトに宮崎市内にある食品製造会社とともに協力いたしました。
 この缶詰製造チームは、宮崎特産の「海の幸」+「宮崎やさい」に着目し、様々な 魚種と野菜の缶詰を企画しては、材料は入手が容易か、製造方法はどうか、製品を市 販する場合のコストに問題は無いかなど、様々な課題をクリアするよう試作・評価を 繰り返しました。
 最終的に選んだのが、日本一の生産量を誇る「切干大根」と宮崎県産の養殖「ぶり」で作った「切干ぶり大根」缶詰です。味付けは、災害時の非常食としても使えるよう 「薄味」にして、災害時の「備蓄缶」としても使えます。
 この研究成果は見事、校内予選を突破、九州地区大会では「最優秀賞」を獲得、地 元開催の全国大会では、「日本一」をめざして、成果発表を万全の練習で望んだとこ ろ、見事、第2位となる「優秀賞(産業教育振興中央会奨励賞)」を獲得しました。
会場入口 宮崎の魚PR
発表者 表彰式
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