水産宮崎 No.697 [漁政] 2017.11.01発行

10月６日（金)水産会館５階大研修室において、第５８回宮崎県青年・女性漁業者交流大会が開催された。今年度は活動実績について１件の発表、活動事例について１件の報告が行われた。

（１）活動実績発表
①活かせば高こう売れるっちゃが！　－まき網漁獲物の活魚化による経営改善の取組－
北浦漁協まき網船協業体　　宇戸田　実也　氏
（２）活動事例報告
①漁業で理想のライフスタイルを実現
串間市東漁業協同組合　　瀬能　勝利　氏

発表後に審査講評が行われ、北浦漁協まき網船協業体　宇戸田　実也　氏が来年度東京で開催される全国大会に出場することとなった。

月１７日、日向市立富高小学校において、（公財）宮崎県学校給食会主催の交流給食会に参加した。宮崎県漁業士会和田理事（ＪＦ庵川）・宮崎県東臼杵農林振興局にご協力いただき、庵川定置の朝獲れの魚・漁具・漁法・大漁旗等のパネル展示を行った。

漁業・農業・給食食材のブースにわかれ、漁業のブースにおいては、魚を見たり触ったりし、模擬かつおの一本釣り実体験を行った。また、実際に魚捌きの実演・漁法の説明も行った。普段、間近で魚を目にすることの少ない生徒さんにとって、大変貴重な経験になったとの感想をいただいた。

10月２６日、都城農業高等学校においてお魚料理講習会を開催した。４０名の生徒・教諭が参加し、南郷漁協女性部にご協力いただき魚料理に挑戦した。
２ｋｇ前後のかつおを捌き、かつおたたき・かつお飯・かつおカツを調理した。
生徒さんからは、「新鮮でおいしい」との感想をいただき、大盛況であった。