目的
1.藻場造成
水質浄化、幼稚魚の保護育成
2.優れた餌生物の培養効果
餌場・産卵場の提供
3.魚礁漁場造成
多種多様な生物の生息場を創る
JFシェルナースの取り組みには、年間200人以上の漁業者が参加しており、基質の制作やシェルナースに種苗放流などを行っている。
平成25年、目井津港内に沈設したシェルナースを調査したところ、約2年ほどで伊勢エビやカサゴといった魚種が棲みついている確認がとれた。
JFシェルナース2.2型
漁業者による
シェルナース基質の制作
伊勢エビがくさび状の
狭い隙間に棲みついている。
他県の調査状況報告
JFシェルナース2.2型を沈設し、沈設後1年経過した段階で効果調査を行った。
・対象魚種であるメバル、カサゴ、マダイが礁内部で確認された。
・海藻間や礁内部にはメバル幼魚が大型の群れを形成していた。
JFシェルナース2.2型
大量のワカメが増殖している。
礁上面にアカモクが繁茂している。
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No.693 2017.7.1発行
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