年頭のごあいさつ
宮崎県漁協青壮年部連絡協議会 会長 中野 利勝
宮崎県漁協青壮年部連絡協議会 会長 中野 利勝
んで新春のお慶びを申し上げます。
旧年中は各漁協青壮年部の皆様方をはじめ、系統団体や行政の皆様方には多大なご協力、ご高配を賜り誠にありがとうございました。書面を借りてお礼を申し上げます。本年もより一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げます。
私たち漁青連は、現在の水産業界の厳しい現状を乗り切るため、若い力と知恵を出し合い、漁協・関係団体と協力体制のもと一丸となって邁進し、漁業・漁村の活性化に寄与することを第一義に活動を行っております。このため、研修会の開催等によりリーダーシップのとれる青壮年部員の養成に努めております。
水産業を取り巻く諸情勢につきましては、漁獲量の減少や魚価の低迷により漁業収入が減少する一方で、燃油価格の高止まり等による漁業経費の増大から、収益性が著しく低下し、中には廃業を余儀なくされる者も見受けられるなど、極めて厳しい経営状況を強いられています。
このため、JF全国漁青連は11月21日に佐藤一雄水産庁長官との懇談会を開催し、担い手が一堂に会する研修会等の場を設けるリーダー育成事業の復活や、水産業競争力強化緊急事業の拡充などを求めたほか、それぞれの地元で抱える課題について要望・説明を行いました。これからの浜は私たち漁協青壮年部員が担っていかなければなりません。今後より一層、それぞれの地元で抱える課題解決へ向けて私達自ら打開策を検討していく必要があると考えております。
一方、本県の漁業現場においても、漁業者の自助努力だけでは解決できない問題が山積しておりますが、私たち漁協青壮年部員が柔軟な発想と若い力を集結して、本県水産業の発展に努力し、先輩方が残してくださった本県の漁業を後世まで受け継いでいく使命があると認識しております。
漁青連及び各漁協青壮年部活動をより一層活性化させ、強固な組織としていくために、今後とも皆様方のご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
最後になりましたが、皆様のご健康、航海の安全、そして大漁を祈念しまして年頭の挨拶と致します。
宮崎県漁協職員連絡協議会委員長 時任 龍彦
宮崎県漁協職員連絡協議会委員長 時任 龍彦
様、明けましておめでとうございます。
新年を迎えるにあたり一言ご挨拶申し上げます。
昨年中は漁協職連の活動におきまして漁業者の皆様方をはじめ関係機関の皆様方には深いご理解とご協力を賜りまして誠にありがとうございました。
私たち漁協職連は、昨年60周年という節目を迎えました。これからも一層漁協系統職員相互の親睦と融和を図り、漁業の発展に寄与することを目的として活動を進めていきたいと考えております。
昨年の主な活動といたしましては、県北・県中・県南の三地区にてボウリング大会を開催し(県北、県中は2、3月に開催予定)例年通り数多くの会員に積極的に参加していただいたことで団体間の親睦がより一層育まれたのではないかと思っているところであります。
現在、職連ではこのような行事を行っていますが、会員の皆様から新たなご提案を頂き、活動を盛り上げていきたいと思います。
ところで、昨今の漁業を取り巻く情勢といいますと、水産資源の減少、就業者数の減少やこれによる漁船減少等の漁業構造の問題等、我々漁業界は深刻な状況に追い込まれております。
こうした中、水産物を消費者に供給し豊かな水産資源と美しい海洋環境を維持し、次の世代へ渡すことこそが、これからの漁業者並びに海に携わっていく私たち漁協系統職員の責務ではないでしょうか。
各組合におかれましてもこれまで以上に漁家経営の安定向上と漁協の経営基盤の強化に取り組んでいかれるものと思っております。
また、職連といたしましても漁業発展と福祉の向上に諸活動を通じて積極的に取り組んでいきたいと思っております。
最後になりますが、今年一年が会員の皆様方にとって素晴らしい年でありますことと、漁業者の皆様の航海安全と豊漁の良き年となることをお祈り致しまして新年に当たりましてのご挨拶と致します。
GREETING