水産試験場
 また、宮崎大学農学部 岩槻幸雄教授から「宮崎県の沿岸性魚類と温暖化 〜東アジアの魚類の固有性、その資源及び温暖化による変化〜」について、ご講演いただきます。
 水産試験場では、研究成果や今後の計画が、漁業現場等で本当に役立つ内容となっているかを、業界の皆様方にも参加いただき「県試験研究評価検討委員会(水産部門)」で審査いただいております。
 本年度は、8月9日に開催された委員会において、終了課題9件のうち8件が「ねらいどおりの研究成果が得られ、成果の普及及び活用が期待できるもの」との評価をいただきました。
 また、下の平成29年度の新規試験研究計画6件について、それぞれ重要課題であり推進すべきであるとの評価をいただきました。
  • @資源変動期における主要浮魚類の漁況・漁場予測技術の開発
  • Aイセエビの資源構造の把握と合理的な資源利用法の開発
  • B細菌性難治療性疾病の予防に関する研究
  • Cビブリオ・ハーベイ感染症の予防に関する研究
  • D稚仔魚期のアユの生態及び資源状況に関する研究
  • E高度回遊性魚類の資源生態と回遊経路に関する研究
 今後とも皆様方からのご意見等をいただき、研究ニーズの把握に努め、現場で真に必要とされる成果を得ることができるよう、職員一同努力してまいりますので、引き続きご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
11月の動き(県関係)
24日 第309回 宮崎県内水面漁場管理委員会(宮崎市) 28日 第390回 宮崎海区漁業調整委員会(宮崎市)
FISHERIES EXPERIMENT