 |
宮崎のさかなビジネス拡大協議会は、県漁連、一般社団法人大日本水産会と共催で、このほど、県水産会館において「衛生管理と新メニュー開発」をテーマに漁協関係者や水産加工業者を対象とした、研修会を開催しました。
研修会は２部に分れ、第１部は「水産加工場、加工品の衛生管理について」と題して大日本水産会の山口隆宏国際輸出促進部次長が講演。加工場で安全、安心な食品製造のリスクを「生物的」「化学的」および「物理的」の３つのリスクを詳しく御説明いただきました。中でも水の安全性や食品と接する表面の状態と清潔さ、人の流れと汚染物質が交差することが原因となる「交差汚染の予防」など８つのポイントを押さえることが大事との御指導がありました。参加した３１名の皆さんからは、「衛生管理って難しいからと避けていたら、食中毒や商品回収の話になって大事件となることへの対応が学べた」とか「実際に自分の加工所をチェックしてみたい」などの御意見がありました。
第２部では、日本食研株式会社の研究開発本部メンバーが「最新の水産加工技術と調味料」と題して「講演」＋調理研修室で実際に調理研修を行いました。この日本食研さんは業務用加工調味料業界では、ダントツのトップメーカー。宮崎側から提案した、アジ、カツオ、シイラ、マグロを原料に、それぞれ３品づつのレシピが紹介され、実際に調理と試食を行いました。
参加者からは、「簡単ですぐできるわ」とか「下準備も簡単に済ませたのに非常に美味しい」など大好評をいただきました。
参加された皆さん、是非 新たな気持ちで「衛生管理と新メニュー開発」よろしくお願いしますね。 |
 |
| 問い合わせ：宮崎のさかなビジネス拡大協議会 TEL:0985-28-6111 |
|
 |
