崎市漁業協同組合（宮崎市青島：矢部廣一組合長）では、宮崎市西方の高台にある団地の自治会とタイアップして、お魚の消費拡大に取組んでいます。
生目台団地の東半分を占める「生目台東団地自治会(世帯数1,060余)」、生目台東県住自治会（世帯数300余）では、団地が誕生して30年余り、団地住民の相互懇親と健康作り活動として住民世帯を対象にした「体験型のイベント」を実施していた。
団地住民の中には、漁業関係団体等に勤務している方がいたこともあり、「魚食拡大をしたい」という漁協側のニーズと「住民が簡単に参加できて印象深い体験ができないか」という自治会側のニーズを結びつけたアイデアが、この交流イベントを誕生させた。
都合７回目の開催となった今年１１月３日のイベントでは、自治会が募集した300名余りの家族連れが、大型バス６台で団地を出発。青島漁港までの途上にある宮崎県総合運動公園から青島漁港を目標に７ｋｍ余りをウオーキング。
当初の予定では、漁協横の青島海岸で「地引き網体験」〜漁協青年部が主導〜、漁協事務所前では、「海鮮バーベキュー大会」、「漁協の水産加工品を賞品にした抽選会」を計画していた。
ただ惜しいことに、前線通過に伴う波浪とうねりが強く「地引き網体験」はできませんでした、「海鮮バーベキュー大会」と「抽選会」は、大盛況となりました。
イベント終了後は、「漁協直売店舗」も賑わい、「カツオ」や「太刀魚」などの鮮魚や加工品を沢山買っていただいたとのこと。
「準備は大変でしたが、喜んでいただいて大成功」と漁協担当の方のお言葉でした。
このような企画、皆様も取組んでみませんか。